毎日毎日同じ話題です
仏教の話題を発信し続けて今日に至ります。
見えてるものが、本当に見えてるとおりにあるのかどうか、
そこを問い続けて今日まできました。
見えてるとおりにある と書こうと
見えてるとおりではない と書こうと
そんなに変わらないことに気づきます。
人の思いは変わっていくからです。
変化するから日常があるのです。
わたしたちは、肯定したり否定したりして暮らしているのだと知るのです。
肯定と否定で一切である、と見たのはブッダだけれど、同時に、それは、
三つに分かれることも見てとりました。
肯定と否定の極端な答えと、共に、「どちらでもない」という選択肢があることを知るのです。
二つに分けるか、三つに分けるかで、世の中は成り立っていると知ります。
二つに分けると争う。
三つだと争わずにすむ。
そこで、人は争わないようにしようと三つの道を歩むのです。
三つ目は、仏教では、中道という。
二つに分けた肯定と否定でも、三つ目を選べるのが、おしゃかさま。。
それはなに?
それは、そこに近づかない、という道だよ、と教えてくれる。
なるほど、はだしでどこまでも歩くブッダは、何かに近づくことはない。
孤高のブッダは、ひとりでどこまでも行く。
涅槃の楽を味わっている。
そういえば、息子は自宅介護になって、今日で二年七ヶ月です。
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コメント
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> 二つに分けた肯定と否定でも、
これは “ 肯定 ” という 一つ
( 一つ という 概念は 不達・2 である=分かれる )
> 三つ目を選べるのが、おしゃかさま。。
不達 のところに 達する 一つ
> それはなに?
> それは、そこに近づかない、という道だよ、と教えてくれる。
そこに “近づく” ということ は
できない
遠近 永久・とは
「 縁起 」 に 起きている概念
教えていること を 受取るのが
“教えられている者”
ただし、何を教えられているか は
受取ったモノ で 知るのみ
そこから いくら推し量ろうと
“ 手の上を飛び舞う 孫悟空 ”
地団駄 を 踏まず
小便 で 「 駄弁 」 に カエル
・
投稿: 春間 則廣 | 2024/07/10 09:28
*
> 人の思いは変わっていくからです。
変ると知る 変らない “基盤” ・ 「 真理 」
> 変化するから日常があるのです。
変化すること なき 「 恒常 」
( 「 無常 」 である と “ 知ってしまって 存続する ” )
ブッダ と “ 呼ばれる ” 「 真理 」
呼ぶとき・観るとき 変化を知る
> わたしたちは、肯定したり否定したりして暮らしているのだと知るのです。
そのようにして 暮らしている と 見える( 見えない )
みえる( 肯定 ) 見えない( 否定 )
否定でも 肯定でもない という 見え方 の 肯定
> 肯定と否定で一切である、と見たのはブッダだけれど、同時に、それは、
> 三つに分かれることも見てとりました。
> 肯定と否定の極端な答えと、共に、「どちらでもない」という選択肢があることを知るのです。
「 世間 」 ( ローカ・loka-dhaatu ) を 見すえる Buddha
肯定 のみ である
伝統的( ウパニシャッド ) “ 否・否 ” (neti neti)
としてのみ 起きる アートマン
ヤージュニャヴァルキヤ
( 『ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』 3..2.13 )
> 二つに分けるか、三つに分けるかで、世の中は成り立っていると知ります。
世の中( 「 世間 」 ) は “どちらでもない”
ネーティー ネーティー と “ 実有 ”
ウッダーラカ・アールニ
> 二つに分けると争う。
( 対立 しつつ 存続する ) 本質としての アートマン
> 三つだと争わずにすむ。
否定でも肯定でもない たった一つ の 「 真理 」
> そこで、人は争わないようにしようと三つの道を歩むのです。
三つ目は、仏教では、中道という。
> 二つに分けた肯定と否定でも、三つ目を選べるのが、おしゃかさま。。
> それはなに?
> それは、そこに近づかない、という道だよ、と教えてくれる。
> 孤高のブッダは、ひとりでどこまでも行く。
「 同行 二人 」
( そこに 親鸞がいる 「 二人いれば ミタリ 」 )
> 涅槃の楽を味わっている。
味わいつつ 共と歩む ( 共に歩む )
> そういえば、息子は自宅介護になって、今日で二年七ヶ月です。
今日という 日に 非(ネーティー) を 数え挙げてみる
ネーティー ネーティー
「 我 」 と 非我・梵
あくまでも 伝統を否定してはいない Buddha
一切の存在は ことごとく性質をもっている
そこでまた、一つであるとなす ( 1.3.7.9 石飛 道子 訳 )
( 下記 p.343 )
< 参考 >
「 方便心論 」 p.244
https://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%80%E3%83%BB%E9%BE%8D%E6%A8%B9%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A4%E5%AD%A6%E6%B4%BE%E3%83%BC-%E7%9F%B3%E9%A3%9B%E9%81%93%E5%AD%90/dp/490702228X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3FJBIU2B5W2EZ&dib=eyJ2IjoiMSJ9.xSYBNi9Kneqj3JFM-1_9xw.p16BW7JBXMkQaAeS_GB1RjQ0s5Gvrh-1I3f_7iIVrgg&dib_tag=se&keywords=%E7%9F%B3%E9%A3%9B%E9%81%93%E5%AD%90+%E3%80%8E%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6+%E2%80%95%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%80%E3%83%BB%E9%BE%8D%E6%A8%B9%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A4%E5%AD%A6%E6%B4%BE%E2%80%95%E3%80%8F&qid=1720385766&sprefix=%E7%9F%B3%E9%A3%9B%E9%81%93%E5%AD%90+%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6+%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%80+%E9%BE%8D%E6%A8%B9+%E3%83%8B%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A4%E5%AD%A6%E6%B4%BE+%2Caps%2C696&sr=8-1
石飛道子
『古代インド論理学の研究 ―ブッダ・龍樹・ニヤーヤ学派―』
・
投稿: 春間 則廣 | 2024/07/08 06:23