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2008年11月

2008/11/30

二つの奇跡

寒さがちょっと遠のいて
せっかく降った雪が溶けてきましたが
それが、また凍るから、道はつるつる!
危ないです。
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恵み野の駅のプラットホームの通路には

こんなステキなカボチャが!

おシャレに飾ってあります。。
 

さて、ヨガの講義で、ウパニシャッドのお話をしました。

昨日は、『ヨーガ・スートラ』も読んでいました。。。


まぁ、仏教ではない分野、バラモン教の系統の分野です。

こういうものを読んでいて、思うことは

ただ一つ。。

はぁ。。やっぱり!ブッダの法は、すごいですねぇ。。。


ウパニシャッドだって、すばらしい思想だと思う。

近代ヨーロッパの哲学者たちをうならせた。。。

神秘思想の極致といってもいい。。。

『ヨーガ・スートラ』だって、論理性もある!

サーンキヤの哲学にもとづいて心を見事に分析してる。。

仏教の影響も受けているから、整ってもいる。。。


でも、

でも、

ブッダの法を知ってしまうと、もうダメだ。。

ブッダの法の前には、赤ん坊の思想のようだ。。

かならず、無理や矛盾や無駄が、ある!

モヤモヤしたわけのわからない部分が、出てきてしまう。。


ブッダの法さえなければ、世界の最高峰だったのにネ!

惜しかったネ!

======================

さて、そんなことを考えると、ブッダの法が

この世に出現したのは、世界の奇跡であることが

わかります!


よく、

ブッダの金口(こんく)の説法は、わからない
経典は、ブッダの直説ではない

とか、言われますが、どうも納得できないのです。


ブッダの口から出たことばどおりには、わからない

ということは、ブッダの法にかんして、

何の問題にもならないと思うのです。

なぜなら、そもそも、ブッダの法は

ブッダの語ったとおりに、口移しに、

頭から暗記してきたものではないからです。

いくらかそういう部分もあるかもしれませんが

基本的に

これは、ブッダの法を受け取った比丘たちが

伝えてきたものだからです。
 
 

ここにおいて、わかることがあるのです!

それは、ブッダの法が残るためには

奇跡が二つ必要だということです!!


二つの奇跡?

そう、

★一つは、ブッダの法が、まず、奇跡の法だということ★

人間が作り出した思想の中で、もっとも完成された思想です。

どんなわずかのミスもなく、円満具足の法なのです。


では、二つ目は?

★それは、法を了解して、受け取り

完璧に維持できる比丘たちがいたということ!!!★


これを忘れちゃいけない。。

比丘たちがいなければ、ブッダの法は、今日の姿では

残っていないでしょう。
 


ブッダの法を理解して、それを編集し、整理し整え

完全な法の形を作り得たのは、

比丘たちなのです。
 


語順も完璧、ことばも完璧、一つの無駄も入れず

過不足なく、整理整頓したのは、

ブッダではなく

比丘たちなのです。


要するに

どんなすばらしい法も

聞く人がわからないと、

ゆがめられたり捨てられたりしてしまうのです。


だって、何を言ってるかわからなければ、

受け取れないし、自分で法を説明したりもできないでしょう。


ブッダの滅後、即座に、経と律を結集した比丘たちは、

ブッダに等しい人々 であったということです。

かれらを 阿羅漢 と呼んで、

ブッダの悟りと同格に位置づけるのも

まったく理にかなったことだと思います。

ほんとうに500人の阿羅漢が、当時はいたんだ!!


これも奇跡だと


ブッダの法を見るとき

つくづく知るのです。 
 
ブッダの法は、

師ブッダと弟子の比丘たちの

心の 

お! 

奇跡 

あれ! 

軌跡 

なのです。。。きまったな
 
001
 
 
  

 
 
ああ、もうクリスマスですねぇ。。。はやいですね。


 
 
 
 

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2008/11/25

龍樹礼賛!!

めちゃくちゃ寒かったので、

外にほとんど出ませんでした。

なので

数日前の写真でがまんしてください。
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貴重な二連休も終わってしまい

ふたたび、奴隷の毎日。。。


ああ、コンセントのついた無人島に

島流しにされたいなぁ、パソコンもって。。。

って、無理だろうなぁ


できれば

龍樹を家来に連れていきたい。。。

って、無理だろうなぁ


相当焦ってるんですが

焦っても、書けないことには変わりなしです。


今年のお正月は、ない ことになりましたな。トホホ


12月の半ば過ぎまで、講義だし。。。

それにしても

龍樹が絡むと

ほんとに

むずかしくなりますね。。


なんでだろ?


今度の本も、どんどん深みにはまって

思わぬ方向に行き始めているし。。

もう調べるのを、やめよう、やめようと

思いながら

ついつい果てしなく調べはじめてしまう。


龍樹のいた当時 思想界は

めちゃくちゃだったんだなぁ。。。

部派のアビダルマも混沌としてるし

インドの思想も混沌としている

それだけでもたいへんなのに

大乗の経典がわんさと作られてる

医学のテキストも整理されて発達してる


そんな状況を

龍樹は、たった一人で

交通整理をしてたんだ。。。

エライやつだったんだ。。。

論理学も作らなくちゃならない。

大乗論書も書かなくちゃ。

部派の思想も整理しなくちゃ。

菩薩行の方もまとめなくちゃ。

インド思想も何とかするわよ。

ああ、女言葉になっちゃうわ。


ほんと!

調べれば調べるほど

龍樹のすごさが、わかってくる。


ブッダとどっちがすごかったんだろう。。。

ほんと、マジで思うから。


龍樹は、ブッダのことは、

頭の先から、しっぽ先まで全部知っている。。

ブッダにしっぽがあったっけ、というのはおいといて

ブッダの哲学・思想を

これだけ自由に応用し変形して、しかも、

ブッダの思想をぶち壊すことはない!


わたしだったら、ブッダの思想なんて

こわごわ扱って、これでいいのかと、びくびくもんだけど

龍樹は

粘土細工でもするように

ブッダの法で、

自由自在に

いろんな作品を作ってしまってる。。。あきれるわ。


はっきり言いましょう。

もし、龍樹がいなかったら、

仏教は。。。法は失われてたんじゃなかろうか。。。

正法はとっくになくなっていたんじゃなかろうか。。。


拝んでみようかな、龍樹

ほめたから、なんか御利益ないかしら。。。

三日で本が書けるとか。。。。甘いよなぁ。

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2008/11/24

龍樹本は、いまどこに。。

いやはや、昨日の日記は、ものすごく、

書くのがきつかったですが、

いやはや、まったく

意あまりて、ことば足らず でしたねぇ。
 
 
 
ずっと、考えていたわりには

というか

ずっと、考えていたために

心に、想いが詰め込まれすぎました。 
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でも、いいや、これで。。。
これ、日記だったもん。。。

こんな風に、足跡を残そう。
心の足跡じゃ。。マナス・パダなんちゃって。

心さえ、書き留められると、
この 心 がほしいときに

ふたたびよみがえるから。。。
 
 


みなさまには、本書くたびに

ご迷惑をおかけしますが、

許してください。。。

必ず、もがくんだよね。。いや、もう、こういうはけ口がないと

爆発しちゃう。。。ううっぷ。。がまん!


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 
しかし、です。。。話題は、龍樹本です。。。

こうして、日々を送るうちに

龍樹の時代が、当時の人々の行きかう喧噪とともに

わたしの前にあらわれて来つつあります。
 
 
時代の証人となるために
 

スマ長老さまに、一役かっていただきました。
『ブッダの実践心理学』シリーズで。

伊藤武氏にも、一役かっていただきました。
『チャラカの食卓』で。

すごい役者がたくさんそろってくれたみたいです。
いずれも、最新の出版です。

龍樹の活躍していた時代が、だんだんひらけてくるようです。
 
 


こんなに、条件が整ったんだから

現代に、よみがえっておくれ!
 
龍樹の『方便心論』のメッセージ!
 
 
残る登場人物は、きみ!龍樹だけだ。。。

何とか時間がほしいいいぃぃぃぃ

なんて書いてる暇があったら、

さっさと仕事にはげめ、管理人!

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2008/11/23

『ブッダの実践心理学』第四巻

ずっと前から、これを書かなくちゃと思っておりましたっ。

しかし、どうやって書いたらよいかわからなかったのです。

もう出版されてから三ヶ月がすぎました。
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まだ、なかなか、思いはまとまらないけど

がんばって書いてみよう!

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★ご紹介です★

====================

  『ブッダの実践心理学』第4巻 (サンガ)

=====================

著者は、ご存じ、スマナサーラ長老さまと藤本晃氏です。

もう、第4巻ですから、すでに第1~3巻まで読まれた方は

とっくに読了してしまったかもしれません。
 
 
 

上座部の重要な綱要書 アヌルッダ(紀元後12世紀以前)の

『アビダンマッタサンガハ』を

詳細に解説する本書は

現代において、上座部のアビダンマの伝統を

脈々と伝えるものです。 


ちょっと、この『アビダンマッタサンガハ』について
水野弘元先生はこう述べています。

=======================
中国や日本において、『倶舎論』が正定有部の学説を学ぶ者の
唯一の教科書になったように

南方上座部において後世唯一の教科書になったのは
アヌルッダの『摂阿毘達磨義論(アビダンマッタサンガハ)』である。
=======================
(水野弘元『水野弘元著作選集 パーリ論書研究』第二巻、438頁) 
 
 

現代日本において、

このようなアビダンマの解説書が

「新たに!」著作されているということは

じつは、トンデモなく画期的なことだと思うけど

第4巻目ともなると、

’画期的’にもなんとなく慣れてきました。
 
 
 


そして、第4巻目ともなると

心の分析や考察は

これでもか、これでもか、と精緻をきわめます。

読みながら、ため息が出るほどですが、

'精緻さ'にもなんとなく慣れてきました。
 
 
 
 
アビダンマ思考というのでしょうか、

これに、なじんでくるんですね、きっと。

しか~し

管理人にとっては、なじんできつつも

逆に

上座部の特徴的な教義にも

注意がいくようになってきましたよ。 
 
 
 

いろいろな点で、部派のあいだには、

多くの教義をめぐるさまざまな議論がありました。

そして、今、上座部に伝えられ整えられた説が

巧みに、論理的に、整合的に、

スマ長老さまの手によって

解説されるのです。。。。。
 
 
 
 
ちょっと、なんと言っていいかわからないのです。。この気持ち。

非常に感慨深いのです。

じつは、1800年前から、ずっと部派のあいだで

議論され、検討されてきたことがらは、

部派以外の外教徒たち、たとえば、ニヤーヤ学派なども関心を持って

取り組んだのです。
 
 
 

だから、わたしも、

関心のあることがらなのです。

読みながら、奇妙な 時差 を感じるのです。 
 
 
 
 
 

ニヤーヤ学派でも取りあげられていたような

話題の片鱗を

現代において、スマ長老さまが、今のこととして

藤本氏とともに、現代人に語りかけているのです。

 
 
 

研究当時、

非常に高度で優れているが

もはや古くさいインド古代の哲学議論と思っていたものが

ふつーの感覚で、当たり前のように説明されてるのです。。。。

しかも、現代的な衣をまとって、おしゃれな、現代調の

学説に変身しているのです。。。。 奇妙な感触です。
 
 
 

わたしが、すごいと思ったニヤーヤの教義は

大半、仏教の教説をパクって作られたようなところがあります。

仏教とは知らず、すごいすごいと思っていましたが、よく見ると

ほんと!かなりのところ、仏教説も取り入れているのです。

仏教思想の中に、アートマンを入れたら、どうなるか?

この実験を行った学派かもしれません。 
 
 
 

また、ヨーガ学派は、サーンキヤ思想を基盤にしますが

じつは、ニヤーヤ学派とも無縁ではありません。さらに、

唯識説の影響も受け、また、瞑想法においても、

古い仏教の影響が随所に見られます。 
 
 
 

だから、スマ長老さまの解説は、たいへん気になります。

当時の部派の思想や非仏教徒の哲学、

これらが、現代によみがえって、新鮮な哲学として語られます。

サマーディ瞑想について、述べているところは、

『ヨーガ・スートラ』が、わたしの頭の中で鳴り響くのです。

部派の説が、『ヨーガ・スートラ』の註釈の中に、

言及されていたりもするのです。

案外、仏教とインド諸学派はそんなに遠くないのです。
 
 
 

ということは。。。

わたしと、スマ長老さまは、そんなに遠くないところにいたんだ!

という気がしてきます。

あ、学問上、思想上のことですが。。。 
 
 
 

最後の方、色界に関して述べているところで

ヒンドゥー教に言及してあるのは、たいへんおもしろかったです。
 
 


『バガヴァッド・ギーター』のカルマ・ヨーガが、

ヒンドゥー教を怒りの宗教に変えているところがある

という説明は、まったくそのとおりだと思います。

怒りをもたないヒンドゥー教の宗派もある、というのも、

まったくそう思います。

無我を説くヒンドゥー教の思想家もいます。

『ウパニシャッド』についても、瞑想した人の考え方だというのも、

大いに納得できます。 
 
 
 

『ブッダの実践心理学』第四巻

この書は、上座部所依の論書の注釈書なのです。

たしかに心にかんする精緻な分析で、

部派の特徴をはっきり示しています。。。ですが、

あえて

インド思想全体の知的遺産としても

お勧めしてもよいのではなかろうか。。。とも思います。


インドは、5000年の歴史の中に

膨大な哲学の宝を秘めて、眠っている。。。

掘り出せ!哲学!ですねぇ。。。

 
変な解説で、ごめんちゃい。
関心が、かたよったもんだから。

 


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2008/11/17

手帳?買いました。。

来年が近づいてきますね。。。ひたひたと。。。

管理人、ほとんど、はじめて手帳を買いました。

こんな時期に、ちょっと気が早いかな、って思いましたが、

たまには、買ってみよう!
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かっこええ!

とはいうものの、わたしは、ほとんど手帳というものを

使ったことがない!!

「そんなの、いらないだろ」と、夫。
「予定なんて、ないジャン」と、夫。

。。。まぁ、そうなんだけど。。

来年は、予定があるかもしれないし。。

ないかな?
どうかな?

なんとなく。。。ないような気がしてきた。。

だんだん。。そんな気がしてきた。。。

ずんずん。。そんな気がしてきた。。。

ああ、やっぱり。。そんな気がしてきたら。。。

。。。マウスパッドになっちゃった。。。

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でも、

これは、これで便利だ!!。。たはっ!

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2008/11/16

龍樹本は、いま。。。

今週一週間、いつものごとく、忙しかったのだった。

日記も書く暇がなかったけど、

龍樹本で、今ひとつ進展したので、

気持ちが軽くなりました。

朝、通勤の地下鉄で座っているとき

不意にひらめいた!

「あ、わかった。。そうだったのかあ!」

と、思っても、

混んだ電車の中だから、静かにしてなくちゃね。

躍り上がったり、立ち上がれないって、けっこうつらいわね。

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ちょっと前に撮った最後の紅葉。。。

そんでもって、われも高揚。。。。

『方便心論』については、

部分的には、いろいろわかってきてたけど

龍樹は
=====================
いったい、何のためにこれを書いてるのか

全体として、何が言いたいのか、

他の龍樹本との関わりもどうなってるのか、
=====================
イマイチわからなかった。。。

ようやくタイムリミットぎりぎりで

何とかわかったのだった。

龍樹本が、やっと形になりそうな気配です。。


ほんとによかったよ。。。うう
内心、どうなることかと

正直

ハラハラドキドキだったのだった。
いつもはノー天気な管理人も、

マジ

必死だった!!!のよ。。。


そうは、見えなかった、って。。。


悩みが深すぎると、
かえって悩んでないように見えるのだわ。。。きっと。

人は見かけによらないもんなの。。


「ほんとに悩んでないようにみえたけどなぁ」

「あら、龍樹。。苦労したわよぉ。。」

「書いてあるとおり読まないからだよ」

「読んでるわよ。。書き方、悪いのよ」

「書き方悪くない!読み方、悪いんだ」

「書き方に、慈悲がたりないんじゃない、龍樹」

「読み方に、智慧がたりないんだろ、管理人」

「むむ、くやしい、ああいえばこういうようになったわね、龍樹」

「うう、かなしい、こういえばああいいかえされる、管理人に」

「龍樹、きみに負けるような管理人じゃないわよ!ふん!」

「。。。。管理人、って、ボクにだけはいつも強い。。。ぐす」


 ( それにしても、ここだけの話、管理人て

こういうおバカな会話だけはスムーズに出てくるよなぁ、ほんと!

管理人、我が身について、少し悩んだ方がいいかも。。。

                    by 龍樹    )

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2008/11/08

いま、龍樹本は。。?

昨日は、午前中はよい天気でした。
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こ~んなぬくぬくしたお天気だったのに
電車を降りたら
もう寒い!小雪がちらちら。

そんでもって、今朝は、これ。011

 
 
 
 
 
たいしたことはないですが
やっと冬のようですね。
冬将軍がくるのが、年々遅れてますね。

さて、オバマ氏が勝利を決めた大統領選。
世界中が、期待をこめて見つめているようです。

わたしが期待するのは
アメリカが、世界の中の一部であると自覚してくれること。
それでいい。。。でも、それがたいへんかも。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

さて、今度出る『印度哲学仏教学』という学会誌に
寄稿したのは

『方便心論』と『廻諍論』で取りあげられる問題についてです。


たいへんややこしい話なので
ちょっと読んだだけではよくわからないかもしれませんが

拙著『龍樹造「方便心論」の研究』(赤本)の中にある

「『廻諍論』の「六句論議」と『方便心論』」

という題の論考の続きになります。


★簡単に言うと、こうです。

『方便心論』は、飛び出す絵本のような、そういう仕組みになっている。

開くと、いろいろなものが立体模型で飛び出すはず。。。

しかし

長年ほったらかしにされたので、開いても、飛び出さない。
くっついちゃって、しかも、よくページが開かない。

それで、少しずつ開いては、
壊さないように立体化していっているのです。


★最初の立体化は

二人の論議。

名前を、「六句論議」ともうします。

別名「けんかわかれ論議」とも言います。
六つのやりとりからなっています。

●六句論議●
===========================
1,空論者Aが、実在論者Bのことばを否定して、文句を言ってます。
「『空であるのは一切』だから、ボクの言うことも、もち、空だよ」

2,実在論者Bは、言い返す!
「空だって、変なの。
空なら、何も言ってないジャン、
きみのことば、意味があるなら空じゃないだろ」

3,Aも、負けずに言い返す!
「Bの2で言ってる理由、理由になってない、
『喩相違』っちゅう、まちがい理由だぞ、敗北だぞ」

4,Bは反撃!
「じゃ、きみの言うとおりなら、きみの言うこと空っぽだろ、敗北だぞ」

5,Aも反撃に反撃!
「空っぽじゃなくて、空なの!ボクのでいいんだ、おまえこそ、敗北だい」

6,Bもまたまた反撃!
「3で、Aの言ってることを真に受けるなら、
Aは意味のあること言えないジャン、おまえの敗北だぁ」
===========================

これjこれ、けんかするんじゃない!

まったく、困ったもんだ。。。
で、これが「六句論議」というものです。

どっちが、勝ってるかわかる?
わからないよね。。。そうなんだよ。どっちも、負けかな。

『中論』4・8,9はこの様子を書いている。

論証する方も論難する方も
どっちも、「証明すべきことに等しい」、って。

つまり、証明になってまへん、って言ってるわけです。


★そして、今回の論文です。

上に上げた●「六句論議」●の議論、
ちょっとおかしいんです。

「ちょっと」じゃなくて、全部おかしい、ですって?
あ、そうじゃなくて。。。六句論議自体はいいのよ。。六つあるし。

おかしいのは、じつは、

最初の1のAの発言です。。。

これ、じつは、実在論者Bの主張を受けて出した”答え!!”なんです。

空論者は、議論の発端ではない!のです。
1で「答え」を述べていると言うことは
前に、実在論者の問いや議論があるわけでしょ。

つまり

この●六句論議●の前に

一つ、議論が隠れてるんですよ。

そしてね、じつはそれも、前振りの「六句論議」なんです。

それを立体化したのが、今回出る予定の論文なのです。


ややこしい、って?

でしょう!でしょう!


つまり、『方便心論』の一つの説明に
三つのことがらが、つぶれた状態で入ってるんですよ。

================
一つは、論理用語の説明。
もう一つは、『廻諍論』の●「六句論議」●(空論者の反論)
さらに、もう一つ、前振りの「六句論議」 (実在論者の主張)
================

立体化するのも、楽じゃないすよ。


で、何で、こんなこと、書いたか、って?

そりゃぁ、もち、
龍樹本のためっす。

これで、調子つけて
一気に、龍樹本に気分をもってくんです。。たいへんなんす。

おもしろく書きたいけど
問題が大きすぎて
ものすごくマジになっちゃうわたしです。

この議論を見ると、
「六句論議」って、とっても 深淵だぁ、って、わかるじゃないすか。

困ったわ、深淵になりすぎよね。。。
今度の本、ものすごくまじめになっちゃうかも。。。


え、なに?

それでいい、
それで、じゅうぶんマンガだから、ですって。

ひどいわよ!

 

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2008/11/06

にっき

分身疲れの管理人です。

なれない分身の術で、
相当エネルギーを消耗し、
心ここにあらず。。。といった風情になってきました。

戻った方がいいかな。。。

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旭川行きの特急でも見て
心をなごませよう。

なごむ、っていうか
なんとなく、仮面ライダーみたいですね。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

学会誌『印度哲学仏教学』の初稿が来たので、

さっさと、
分身を解除して

きりっと、
校正する。

てきぱき
きびきび

やればできる!
今日は、校正をポストにぽいっ!

なんか、仕事速くない?

いいジャン!
予習も、なんとか、いったし。。。

授業は、ちょっと四苦八苦したけど、ねっ!

====================
「滅する性質のものは、もろもろの事象である」
====================

って、ブッダの臨終のことばを
なんとか説明しようと躍起になる。

今の若い人はわからないので

万物は変化する(滅びていく)
心の悩み煩いも滅するものである

この二本立てで、なんとか説明して、わかってもらう。

出家の人は、家族も捨てる、って言ったら

「ええっ!ええっ!」って
驚いたので、
こっちがビックリする。

そういえば、「出家」ってふつうの人は、しないものね。。

すっかり、忘れてたわ。。。

経典読みすぎかしら。
世間についてけてないかも。。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

それから、仕事から帰って来て

★掲示板のスパムをどうするか検討する!!★

久しぶりに掲示板のCGIを見たけど
すっかり忘れてて、ぜんぜんわかりません。

あ、一応スパム対策してあった。。
ぜんぜん効いてないけど。

禁止ワードを決めて入れるように
なっているのね。

よし!禁止ワードね!
まかせてよ。。。

しまった!
スパム消しちゃって、
どんなことばがあったか
わからない。

ああ、

はやく、スパム来ないかなぁ、待ち遠しいわ。。

なにやってんですか。。管理人は、ったく。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

それにしても、
分身あけは、充実してるわねぇ。。。

集中力がついて、仕事速くなったかも。。ふふ。

日記が、もろ、日記になってるし。。んじゃ。
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2008/11/04

雪は降~る、電車はこないぃ~♪

おお!おおお!おおおお!

毎日「おお、おお」と、うるさい管理人だなぁ。
分身A、おたけび、うるさいよ。
どうした?

あ、あくせす、アクセス解析がぁ~~

それがどうした?

さらに、あ~ップしたぁ~~

昨日ですよ、昨日一日で、ほら!!

アクセス数: 784 (前日値:88)
訪問者数: 285 (前日値:39)

おお!おおお!おおおお!

分身B、うるさいなぁ。。。

す、すごい!!
よ、よし、こうなったら、可能なかぎり毎日更新だ!
わかったね、分身A!
きみの仕事だ、働きたまえ!

分身B!!ひどかよ。
いつも仕事はわたしに押しつけるのよね、ブツブツ。

==========================

さて、分身しつつも、授業に向かう ”けなげな”管理人です。

なぜ、けなげかと申しますと
ジャン!
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降りましたねぇ。。と言いますか、降ってる最中ですねぇ。
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プラットホームの階段の窓から
窓に吹き付ける雪と外の風景です。。。いいですね。

こんな雪の風景は、岩見沢に限るなぁ。。寒くても、雪はいい。
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吹雪くの好きなのよね。。。さびしくロマンチックだし

どこがロマンチックなんだ!寒いよ、寒いよ!
分身Aは、にぶいから、寒くないんだ。脂肪も多そうだし。。。

なによ、失礼ね、寒いわよ。
脂肪なんて、分身B!アンタと同じなんだから。。。

ああ~あ、けんかばかりねぇ。。。
分身するって、けっこう、考えものだわねぇ、みなさん。

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2008/11/03

とおりゃぁ、分身の術ぅ!

アクセス解析というのが、このブログについてるんです。

なにげに、ひょいっと見たら、

おお、おおお、おおおお!

2008年10月25日(土) 336  1,222

なんだ!この数字は!

訪問者数 336
アクセス数 1222

一日だけ、異様に多い。

棒グラフになってるんだけど、
ここだけ多いので
他のところが、棒グラフなのに
棒になりません。。。点になってる。

ということは、
ふだんはもっと少ないのよ。
最初の数字が訪問者数で
あとの数字がアクセス数です。

2008年10月27日(月) 49 147
2008年10月28日(火) 54 202
2008年10月29日(水) 66 131
2008年10月30日(木) 156 278
2008年10月31日(金) 71 201
2008年11月1日(土) 54 111
2008年11月2日(日) 39 88

昨日は、39人の人が覗いてくれたけど

「ちぇ!なんだ、更新してないジャン
まっちろけだぞ」

って、思われたわよね。。。ごめんね。
お詫びに、まあ、こんな写真でも。
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もっと紅葉がきれいに写るかと思ったら
ぜんぜん、紅葉しているように見えませんね。

お詫びにならないわね。。。まぁ、いいか(おい)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、管理人はようやく、また、
龍樹本に取りかかろうと
今まで書いたところを読んでみました。

今回は、ほんと、キツイ!

時間がとれないので、
ずっと書けずにいて
忘れてしまっている。

書いたところまで

気分を盛り上げるのに
2日かかってしまう。

今日から、書き始めるとしても
明日からまた授業で
しばらく書けない。

この龍樹本。。。

意識の中では、
すごく書きやすいはずだったのに

今年1年、中断につぐ中断を余儀なくされて
ほとんど、細切れのようになってきてる。

最悪の難産になるのではないか。。。

という、こわ~い予感がするんです。

もう何ヶ月も前から
もがきっぱなしだ。

ああ、つらい!
ああ、キツイ!
ああ、勉強が足りない!
ああ、時間がほしい!
ああ、がっこ休みたい!

。。。。出ましたね、

本音が、とうとう。

でも、がっこは休めない。。。

うう、うう、

なんとかするわよ。
だって、管理人ですもの (なんだ、そりゃ)

わかった!

今日から、分身の術というのを
やってみるわ。

やったことないけど
なんでも試さなきゃね。。。

==============
右の脳で、本のこと考えて
左の脳で、授業する
==============

これで行くわ!

こわいのは、逆にならないようにすることだわ。

授業で、本の話して
本書いてるとき、授業しちゃう

ってことが起きないように、するのよ!

わかったわね、管理人!

それに、このブログで、書く癖つけるのも
いいかも。。。

ますます、駄文を書くのよ。。。
背に腹は代えられないわ。
イメージダウンをおそれてはいけない、管理人!

え? ちょっとぉ!
管理人のイメージって、ダウンするほど、
よかったことがあったっけ?

え?だれ?
こんなひどいこと言うの?

だれって、今自分で、分身の術つかうって
言ってたじゃないすか。。分身した管理人す、わたし!

おお!すごい!
為せばなる!分身したみたいね。。でも、
性格、ちょっと悪そだけど、がまんだわ。

何を言っておる、失礼な。
半人前のきみ、分身A、仕事したまえ!
わたし、分身Bは、授業の予習だ!
あ、もうそろそろ、昼っ!
昼ご飯は、きみの当番だっ!
サンドイッチにしたまえっ!
さっさと、しないか!
ほんとに、もたつくなぁ、分身Aは!
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(うそ!こわい。。。分身するんじゃなかった。。)

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