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2013年11月10日 - 2013年11月16日

2013/11/15

アーチャン・チャー[著]『無常の教え』

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ここ、何日間か、通勤途中で読んでいる本です。
手頃な大きさなのに、なかなか読み終わりません。

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星飛雄馬氏の訳されたアーチャン・チャー長老の著作
『無常の教え』

です。

アーチャン・チャー長老は、タイのお坊さんで、
瞑想の達人(?)、
タイの森の中に僧院をつくって、
多くの人を指導しました。

森林派と呼ばれるのだそうです。

この書は、アーチャン・チャーの著作とはなっていますが、
アーチャン・チャーの僧院での指導や
日常生活のエピソードなども含まれていて、

本のすべてが、アーチャン・チャー自ら説いたもの、
というわけではありません。

最初の方は、アーチャン・チャーの言行録という感じで、
伝え聞いた内容などが紹介されています。

アーチャン・チャー長老の著作という先入観で
読んでいると
少し落ち着かない感じがするのですが、

徐々にアーチャン・チャー長老のことばが
多くなってきますと、

やっぱ、いいです!

次第に、本そのものが、タイトにしまってくるようです。
本が、きんちょーしてるかんじがしてきます。


         ◇◇◇


飛雄馬氏の柔らかい日常表現による訳とは裏腹に、
アーチャン・チャーのことばの一つ一つが、
深い意味をになって、わたしたちに
さりげなく、しかし、強烈に 訴えかけてきます。

そして、本の3分の1をすぎたあたりから、
随所に、
アーチャン・チャー長老のことばの中に

そのまま、経典が透けて見えてくるのです。

ああ、ここは、相応部のあの経典だ、
あ、こっちは、この経典だ、
一夜賢者経もある、
これは、聖求経だなあ

と、こんな感じで、経典の森を散策するかのようです。

ほんと、読みながら興奮してきます。

何ということでしょうか。

すべてが、アーチャン・チャー自身のことばなのに、
紛れもなく、
経典そのものの内容が、足したり引いたりせずに、
説かれています。

何も足さず
何も引かず

それなのに

自らのことばで、

そして、そのまま、内容が経典。。すごい!

なかなか読み進められなかったのは、
勝手に興奮してたせいかもしれないです。

ひょっと挿入された一行でも、深い意味があります。
ぜったいに油断できない内容が、
油断を誘うかのように、
平易な日常の流れるような表現で
書き留められています。

特に、わたしがすごいと思ったのは

正面から
「不生」とか「不死」とか、ということを、

堂々と語っていることです。

これは、とても難しい教えだと思うので、
多くの人は説くことをためらうと思います。

しかし、まったく臆するところなく、構えることなく
さらっと、「不生」「不死」を語るのです。

第三章苦 21「ブッダは死なず」

この節の他にも、本書の中では、
「空を理解するものを、死王は追うことができない」
という『スッタニパータ』のことばで
「死なない」ことを説きあかしています。


       ◇◇◇


たしかに、この通りにすると悟れると思う。。。

本当に、この本の通りにすると、
悟れる、という思いがわきます。

たえず、くりかえし説かれる教えは、
ただ、ひたすら「常ならず」という無常を説くことばです。

手を変え品を変え
無常が多彩に語られます。

こうして、アーチャン・チャー自身が、悟りへと向かったのだ
と知るのです。


読み終わったとき、、


わたしの、頭の中に、一つのことばが浮かびました。


自然に出てくる、このことば。


    ~~ 阿羅漢 ~~


ああ、かれは、阿羅漢なのだ、

供養の礼をささげます。


二度三度、読み直してみても、
やっぱり「阿羅漢」という思いが消えません。

本当に、2500年前に世に出た仏法は、
今もなお、人を悟りに導いているのだと知るのです。

奇跡の一つにちがいないです。
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2013/11/12

ブッダ論理  風の論理 ひゅーーー

降りましたね、雪
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ポプラの葉が、たくさん落ちてて、冬と秋が交錯してます。

車の跡も、黒く冷たそうです。
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うう、ま、負けるか、っと真っ赤な秋。。のなごり
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でも、やっぱり、これから冬ですよね。。


         ◇◇◇


皆さまにご愛顧いただいた『ブッダ論理学五つの難問』
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どうやら、そろそろ役目を終えたのかな、というところです。

増刷などのラインからは、はずれたみたいで
今、出回っているだけしかなくなりそうです。

でも、、出てから八年も経過してしまいましたから、
やはり、時代の流れとともに
流れていく運命なんだなあ、と思っています。

さよなら、ブッダ論理学五つの難問

そろそろ、あたらしい展開がほしいですよね。


この本の中身は、別の形で、
また世に出て行けばいいのかな、って思います。


自由に語る、ということが次第に難しくなってきている、この今。

真実を語りたいものは、
ブッダ論理学を、学ぶべし。。

こころひそかに。。

ことばがいくら、しばられても
真実が漏れ出すように、
ブッダの論理は、つくられている

この世の中で、真実というものが、
今まで、なくなったことがないなら、

やはり、それをあらわす手段はあるはずだ。

真実が露わにならないことはない。

だから、
真実を伝えていくことは、
これからもできるだろう。


ことばは空だから、

これを知るものは、

ことばに操られずに

ことばを自由にする


論理が通用しなければ
真理は、呪句に載せよう。
マントラにしてしまおう。

声明にしよう。
音にしよう。

どんな風にでもなるのが、ブッダ論理。
論理であることすら、
気にしないのが、ブッダ論理。

透明な風の論理。。ブッダ論理。。

う、うう、ぞくっ。。

ハクション。。

あ、風邪の論理は、やね!
はやく治そ、風邪論理
と、いうところで、今日はこの辺で。
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アビイ・ロードのジャケットに似てない?


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