« 2012年6月10日 - 2012年6月16日 | トップページ | 2012年7月15日 - 2012年7月21日 »

2012年6月24日 - 2012年6月30日

2012/06/27

『サンガジャパン No.10』は「業」の特集です

61qyqctupvl__sl500_aa300_

青い表紙です。
『サンガジャパン No.10』が出ましたね。

「業(カルマ)」という、むずかしいテーマの特集です。


わたしとしては、このテーマはとてもむずかしいと思いました。

『サンガジャパン No.10』の中でも書いたのですが、
(「輪廻転生と業のお話」というタイトルです)

業(カルマ)は、
「輪廻転生」という考え方がわからないと、
理解できないものだと思うからです。


業(カルマ)とは、実は、行為(カルマ)、といってもいいと思います。

行為は、必ず結果を生じます。
縁起の理を知るなら、因果を知るなら、

何か行為をすれば、それによって、結果が得られます。

☆☆☆★★★☆☆☆
行為がその結果を生むはたらきのことを、
世間的には、
業(カルマ)
と呼んでいるのです
★★★☆☆☆★★★

問題は

前世の行為が、この世において結果する
この世の行為が、来世において結果する

ということを、

世間の人々が、案外簡単に解釈してしまうことです。


そこで、この特集が組まれたのだと思います。


やはり、仏教の考え方をきちんと得ないと、

輪廻や業については、

さまざまな俗説や異説が、飛び交うことになってしまうでしょう。

「業」についても、

★どのような思想なのか

ということも大事なのですが、

★知って、それをどのように活かすか

ということが、もっと大事になってきます。

    ***

たとえば

他人の不幸を見て、
「前世の因縁だろう」ということは、

他人の問題を、
自分の生き方にかかわる問題に、
引き受けてしまっている

ということだと思います。


そんなことを考えなければ、
自分の身に何も起きないのに、

そういうことによって

★「業」や「輪廻」を誤解する  (という無痴)
★他人の問題に口をはさむ  (という口行)
★他者に慈しみをもたない  (という心行)

が生じていきます。

自分の行為から、
ある種の結果を生むような「業」のシステムが、
はたらきはじめるでしょう。

    ***

「業」という問題は、

他人を見ていう問題ではなく
自分を見ていう問題だという気がします。

さらに
自分というのは、心と身体にわけられます。

さまざまな条件とともに、
行為のなすもとである「心」、すなわち、「行(サンスカーラ、意志、志向作用)」が、
生じて、

その行為の行方を方向づけ誘導し、その結果へと誘っていきます。

だから、もし、「自分」というものがあって、それを大事に思うなら、


善き意志をもて!


と言いたいのです。
さらには、こうも言いたいのです。


善き意志をもって、その後、それを捨てよ!


善き意志をもつとき、善い行為があり、よい(楽な)結果が期待できます。
しかし
あらかじめそのよい結果を意志するとき、意志は、自己のためへと志向し、
善なるものではなくなります。
そうすると、よい結果は期待できないのです。だから、それを捨てるのです。

つまり、「善」とは、「他のため」になることといえるでしょう。

「他人」を見つめて、それから、「自分」へと向かう のではなく
(たとえば、他人の不幸を自業自得と見て、自分はそうではないと安心する)

「自分」を見つめて、それから、「他人」へと向かう ことによって
(たとえば、自分の生き方を自業自得と見て、他人を利益しようと意志する)

「業」の問題は、わたしたちには、解決しうる問題になるのです。

    ***

「業(カルマ)」というのは
とても、個人的な問題ですが、
それを、普遍的な法則と見ると、

世俗の、迷信や俗信の世界が広がってきて、
人々を恐がらせたり、嫌な気持ちにさせたりします。

    ***

縁起を知ると、「業」は、決定論にはなりません。
縁起は、他に縁るからといって、
すべてが決定づけられる絶対的な法則ではありません。
「行(意志)」という心も、縁起にかかわるからです。

しかし

縁起を知ると、「業」は、自由意志論にも行かないのです。
やはり、他に縁って起こる、という要素が、しっかりあるからです。


縁起には、それ自身、「縁って起こる」という仕組みがあるのです。
「他」がなければ成り立たず、
されど、
「自」ということがなければ、結果しません。

    ***

世間での考え方は、仏教の思想のように見えて、
そうでないことも多くあるなあと思うのです。

「業」はむずかしいテーマだったと思います。

ブッダの説く「輪廻」ということを、よく知らないと、
わたしたちに、いろんなことを考えさせてしまうものですね。

Sbsh0191
きゅうり です。

Sbsh0192
なんだろ? ラディッシュ、はつかだいこんなどなど、ばらばらに植わってます。
自分で蒔いたけど、縁起によって、芽が出るのもあれば、出ないのもあり。。

で、出ないところに、あとから、てきとーに余った種を蒔いたので

もう  なにが なんだか  わからんの。。

おばかの芽が出ましたです。。。とほほのほ。

猫ちゃんは、お休みです。
ダンが、手術してかわいそうなので。。ぐす。

| | コメント (11) | トラックバック (0)

忙中閑 を作ります!

Sbsh0164

ご無沙汰してます。
ラベンダーも、風に揺れています。
Sbsh0168

コメント欄で、春間さまが、
ラベンダーを褒めてくれたので、もっと出しちゃうもん。(ここは追記)
秘蔵のコレクションより?
Sbsh0170

これはツツジです。

======
まぶしい光の昼下がり。。。
Sbsh0175


月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。。

さて、奥の細道でございます。
こんなかしら。
Sbsh0185
人生の行路に行き疲れて、散歩の途中で、ぱちっ!

難病の母とともに、公園にやってきました。
Sbsh0180_2

毎日、忙しかったので、死んでるようでしたが、
今日は、奇跡の休校日!

「あとはどうなれ」、っと、ばかりに、仕事をほっぽらかして
母とともにお散歩です。
Sbsh0183
あら、看板! 思わず、きのこさまを思い出して、パチッ!

晴天の気持ちのよい日、癒されるなあ、おもに、わたしがかも。。
母も出歩けないので、二人で、すっきり気分です。

Sbsh0184
だからといって、何も3kmのコースを走破しなくてもいいと思うよ。
家からだと、4kmくらいになっちゃったかも。

ランニングのコースを、
車いすで散歩している人は、いなかった。。たらり)

ああ、でも、すっきりしました。

あと、たまった仕事を片づけます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2012年6月10日 - 2012年6月16日 | トップページ | 2012年7月15日 - 2012年7月21日 »