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2008年9月28日 - 2008年10月4日

2008/10/04

二世紀のインドの食卓へご案内

怒濤の一週間でした。

講演会(9.26)では

な~んと、sarahさまと、お友達の I さまから

こ~んなにきれいなお花を送っていただきました。

いや、もう、ビックリです。
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講演会の方も「はじめてです」とおっしゃってましたが、
わたしも、もち、「はじめてですぅ」 。

講演のまずさは、お花でカバーだわ。。どうも、ありがとうございました。。

ということで、あっという間に、10月ですね。
しかも、もう4日。。速い、速すぎる。。

昨日は、朝方寒くて、JR恵み野駅の待合室には
おお、なんと暖房が入ってましたねん!

もう、そろそろ、冬ですねぇ。。

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さて、っと

わたし的には、思い入れをたっぷり詰め込んで

こんな本を、ご紹介してみたい。

伊藤武氏 『チャラカの食卓』(出帆新社 )

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伊藤武氏は、異色のインド研究家(?)、作家。。。

肩書きというものが、ぜんぜん、決まらない方です。

いつも、感心しながら
読んでしまいます。

体験いっぱいの 冒険家 
のようでもあり

学術的に研究する 文献学者
のようでもあり

自由に想像を羽ばたかせる 作家
のようでもあり

なんでも知ってる ディレッタント
のようでもあり

心をわくわくさせる 演出家
のようでもあります。

ヨーガにつよく、武術に強く、哲学・歴史・宗教なんでもござれ!

偏見のない、こだわりのない、枠にとらわれない
自由な発想で

なんとなんと、こんどは、インド料理じゃ~!!!

まぁ、以前にも

『全アジアを喰らう』というご本も出されているので
お料理にも詳しいことはわかっていたが

これが、なかなか半端じゃないっ!

しかも、チャラカです。。

知る人ぞ知る
知らない人は、ぜんぜん、オーノー!しーりません。

な~んと、
この人は、
『チャラカ・サンヒター』という医学書を増補した
と言われている。。。どうだ!

いや、「どうだ!」と言われても、なんにも感じません。。

そうですか。。。さびすぃ。。
んじゃ、この人は、龍樹の時代と同時代の人だ。。どうだ!

おお!そりゃ、すごい!すごい!

のったわねっ!
でしょう。。すごいでしょ。
二世紀の頃、何を食べていたのか、
医学では、どういうものを勧めていたのか
知りたいでしょ。

知りたい、知りたい!

この本に書いてあるのじゃ。。
しかも、実際に、復元して作っているところがもっとすごい。
残念ながら、味見ができないのが、たまにきずだが。。。

たまにきず、たまにきず!

うるさいっ!
味見つきの本は、不可能なのっ!
でも、自分で作れるように、レシピもあるんだから
至れり尽くせりの感がある。。すごい!

おお、すごい、すごい!

なんだ、調子いいやつだなぁ
さらに、レシピや復元も非常に注意深くなされておる。
文献的にしっかりしていて、知識も経験も豊富。。。
チャラカの頃の食生活が、かなり、実感をもってせまってくる
得難い本です!

おお、得難い、得難い!

伊藤氏は、博覧強記で
実践的にも、もち、いろいろ詳しい。

けど、今回は、

インド料理にくわしい香取香さんが
とても大きな存在です。

彼女の腕がなければ、さすがに作ることまでは
できなかったでしょう。
試行錯誤の苦労も伝わります。

おいしく作りたいのをこらえて
古代のレシピどおり、まずく作る苦労もあ~る。

インドをいろ~んな角度から知りたい方。
お勧めします。

学者の見ている文献の中だけではないインド。
人と暮らしと生と死のあるインド。

その上、
作者の想像力も加味されて
あれ?ほんとなの?ウソなの?っと、
ちょっとだまされそうになるインド。

これぞ、神秘の国、インドかもね。


インドって、一筋縄じゃ、いかないのさ。。。

って、作者も思ってるにちがいないよ。

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