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2008年3月30日 - 2008年4月5日

2008/04/04

ちがいがわかる男の。。。

毎日書きたい日記です。
しかし、
なかなか書けない日記です。

003





この山に沈む夕日のように
明るく輝くのは
真実の光なのだけど

それが、そのぉ~、あんまり光らないんだなぁ。。

わたしには、明白なことが
他の人には、そうでもないことがある。

わたしには、他の人がまちがっているように見えるけど
他の人から見れば、わたしがまちがっているように見えるわけです。

こうなると
どっちが正しいのか
永遠にわからない。

このままでは
永遠に平行線をたどるのです。

う~~む、問題だが。。。。仕方ない。

おい!あきらめが早くないですか。

あきらめが早いけど、いいのだ。
もがいても、論の上の対立は
合致を見ることがないからなのです。

まずは、対立すること、これも大事だって思うんですよん。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

龍樹は、『中論』や『廻諍論』や『十二門論』を著した。
『方便心論』は、それらの論の基礎作りのためだった。

どうしてそんなことをしたんでしょうか。

とにかく、論理を通せば、
ちがうものをはっきりさせることができるからでしょう。

これは、対話によって相互理解の道を探る、という
かわいいもんじゃなくて

ちがってるもんは、ちがってるもんだぜ!
俺は俺の一本道がある。
あんたはあんたの一本道があるなら
それを示せ!

という、区別をつけるやり方だったと思う。

俺の一本道が気に入ったら
来てくれよ。
気に入らなかったら?
ま、それはそれとして
あんたの道を行ってくれ、
あんたの道は、ちがうものとして尊重するぜ。

あんたも俺も、同じ人間だ、話せばわかる

な~んて、甘いことは言わないぜ!
それぞれ道があるなら
それぞれ筋を通そうじゃないか
それが、男ってもんだろうが。。ふがっ!

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
って、こんな感じかな。

龍樹ぅ。。。

やっぱり、龍樹が出てくると、こうなっちゃう。

論を立てると、どうしても相違を浮き彫りにする方に向かうわね。

でも、なんと言われようと
龍樹のとったやり方は、必要なことだったと思うわね。

だって、「話せばわかる」は、考えようによっては

ウソだもの。

話せば、ちがいははっきりする。
話せば、どんどんちがいがはっきりする。
話せば、わかれるもんは分かれていく。

そんなことはないよ。
話せば、お互い了解できることもあるよ。

うーん、ちょっと甘いかな。。。だってね
分かり合えるとき
話はもう止んでいるんだよ。

話が下火になってくるとき
相手のことを考えはじめる。

相手の意見をかみしめはじめる。
言葉は減っていく。

相手の理を自分で追ってみる。
言葉はさらに減っていく。

自分とのちがいを比べはじめる。
どちらがいいのだろう。。正直言って。

素直になると、問題がクリアに見えてくる。
意地張っちゃったけど、
ほんとは、
自分より相手の方がいい意見だった。。。てへっ!

====================
アチェーラ・カッサパは
ブッダの後を追って村に入った。
追いすがって、たずねた。

今は質問するときではない。
もう村に入った。

と、ブッダは言ったけど
アチェーラは、ひるまず質問を止めなかった。

すぐ終わりますから。
ちょっとだけです。

こう、アチェーラは言った。
三度、この押し問答が続いた。

かれは、もうすぐ答えに到達するところだった。
ブッダは、かれが質問することを承諾した。

「ゴータマよ、自ら作るものが、苦なのでしょうか」
「カッサパよ、そうではない」

「ゴータマよ、他が作るものが苦なのでしょうか」
「カッサパよ、そうではない」

  ………

長い問答の末に、カッサパは、こういった。
「尊師よ、どうぞ、わたしに苦を説いてください」

======================

★話せば、わかってくるのは、相手とのちがいである。★

☆話を止めて聞くときに、相手を理解しはじめる。☆

★の部分があって、その後、☆の部分が来る。

龍樹が、行ったことはぜったい必要だったと思う。
黒い★がなければ、次の白い☆に行けないから。

龍樹において目立つのは、黒い★
ブッダにおいて目立つのは、白い☆

でも、両者は、黒い★と白い☆の両方をもっていたと思う。

龍樹の時代には、
ちがいもわからないほど、
ごっちゃだったんだろうね。

そもそも、ちがいがわからなければ、
どっちがいいかも、わからんもんね。

だからね、議論をバカにしてはいけないし、
おそれてもいけない。
紛糾するだけ紛糾してもかまわない。

議論に疲れたときに
ちがいが露わになって
思索が生まれる。

そうして、
はじめて、ちがいを乗りこえる道が模索される。

黒い★のあとに白い☆だからね。順序があるんだ。

ブッダにたずねたアチェーラは、黒い★を乗りこえて
白い☆にたどり着いたところだったんだね。
あと、もう少しで、ブッダの法をゲットするところだ。

一方

はなばなしく黒い★の火花を散らした龍樹と他学派。。。
しかし、成果はすぐにやってきた。
白い☆のおかげで、大乗仏教は隆盛を極めた。
また、
龍樹の後、インドの哲学は、整然とした理論の構築に向かった。
思想を整理し、自分たちの主張を整え、論理を備えた。


龍樹ぅ、君は、ちがいのわかる男だ!
すばらしい。。。

で、コーヒー飲む?
ちがいのわかる男のゴールドブレンドだけど。。。なはっ!

(古いっ、管理人!)

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