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2008/12/08

比丘と菩薩

2008/11/30の日記
「二つの奇跡」は

コメントをいくつかいただいて

「やっぱり!」って

思いました。

なぜ、「やっぱり!」って、思ったかというと

自分でも

詰めが甘い文章だな、って思ったからです。

書き足りないところが、あることはわかってたけど、

とりあえず

出してみようと、思いました。。。欠陥の文章ですが。
005




そこで、欠陥文章を

再度考察してみましょう。

わたしの日記「二つの奇跡」。

欠陥はどこに?

奇跡は二つと書きました。それは次の二つです。

=========================
★一つは、ブッダの法が、まず、奇跡の法だということ★

人間が作り出した思想の中で、もっとも完成された思想です。

どんなわずかのミスもなく、円満具足の法なのです。


では、二つ目は?

★それは、法を了解して、受け取り

完璧に維持できる比丘たちがいたということ!!!★

==========================

この中で、問題なのは、「奇跡」であるブッダの法が

いったい何か?

書いていないことです。

ブッダが伝えたものは、「何」であり

比丘たちが受け取ったものが、「何」なのか

あえて、書かなかったのです。。。。。。。


「思想」とありますが、ブッダの法は、正確には

思想と名づけられないかもしれません。

でも、

比丘たちは、「思想」の形で受け取りました。

「思想」は、玉手箱のようなものです。

あきらかに、おみやげ品です。
ブッダからの

贈り物

なのです。

目に見える形をもったものです。

ですから、どのようなひもがかかっていたかとか
パッケージは、どんなであったかとか
素材や色やいろいろ示すことができます。

ブッダが、自分の口で何を言ったのかを
知ろうと
研究する研究者は

このパッケージやひもを

ブッダの法であると思っているのです。

だから、どんなことばなのか、
ブッダの言ったとおりに
知られないと
ブッダの贈り物は
わからない

思っているのです。

しかし

「ブッダの贈り物は、玉手箱の中身だ」

思う人は、

箱の中身に注目するのです。

で、あけると。。。ふわっと煙のようなものがぁ。。。

あれ?閉めると、元に戻ります。。。

もう一度、

あけると。。。ふわっと煙のようなものがぁ。。。

あれ?閉めると、元に戻ります。。。

もう一度、

あけると。。。ふわっと煙のようなものがぁ。。。

おいおい!
くりかえしは無しよ。。

はいはい!
わかりました。

で、煙が贈り物だけど、それは、すぐ消えるので

それを吸収するまで、箱ごと取っておこう、

って思った人々が、比丘たちなのです。

 


比丘たちは、箱が壊れないように

補強したり、防腐剤をおいたり、
ひももきれいに結んだり

箱も含めて、全部を大事に、扱いやすいように
保存したのでした。

開けたり閉じたりして使うので

そのために、使いやすく、保存したのです。

ですから、ブッダが渡したときの

玉手箱とは

いくらかちがったところもあるでしょう。

パッケージ包装の方法とか、ひもの結び方とかねっ。
 
 
でも、そんなことは、些細なことなのです。

玉手箱の中身が大事なんだからね。

で、

この玉手箱の中身。。。

これが何かを言わずに

わたしは、「二つの奇跡」という題で

お話ししたので、コメントをいただいたのです

。。と思います。

 
ブッダの「贈り物」。。。玉手箱の中の煙。。消えてしまうもの

それは、何でしょう?

それは
 


■!論理!■
 


身体(行為)・口(ことば)・意(心)

これらをパッケージとして、ひもとして

その中におさめられる、!論理!
 
 
これこそが

ほんとうの贈り物

です。

行為やことばや心がなければ

論理は示されない。。。
煙だけは渡せないからね。。

ブッダは

ただのことばを教えたかったわけではない
ただの行為を勧めたかったわけでもない
ただの心をつたえたかったわけでもない

その中に、煙のように溶けている

論理を

人々に

「幸せの種」として、

プレゼントしてくれたのです。

開けると広がる煙は

「縁起」という論理です。


「縁起」を

幸せの種として、受け取った比丘たちは

パッケージも添えて

人々に示しました。

「開けてビックリ」も、ブッダからの贈り物の中に

入っているからです。

人々は、煙が出てくる様子も、驚いて見つめ、
「あるがまま」ということばとともに
比丘たちの話の中から、論理の煙を吸い込んだのです。

幸せの種を飲み込んだ人たちは、幸せになっていきました。


しかし

 
 
比丘たちのびっくり箱を見ることのできない人々もいます。

比丘たちの近くに行くことすらできない人々だって

いるのです。

遠いから。。。比丘たちのことを知らないから。。。

仏法から遙かかなたにいる人々は、恩恵を受けられません。


だから、

 
 
菩薩が生まれてきたのです。


大乗の菩薩たちは

遠くに出かけていくのです。

ダメダメ人間と、自分を思っている人々にも

煙を渡すのです。。。そりゃ、むずかしいし、たいへんなのです。

だから、

重い玉手箱は、置いていくことにしました。

修行を積んだ彼らは、

智慧の波羅蜜行によって

軽い煙だけ。。「空性」という論理だけを

受け取りました。

「パッケージはいいから
ひもはいらないから」

と彼らはいいます。

「え?でも、煙は?」

「ああ、だいじょうぶ!
煙は、たしかに受け取った。」

「いや、そうじゃなくて。。。
ほら、箱を開けてビックリする、
ってのも、
パフォーマンスとして必要でしょ。。。
困らない?」

「ああ、心配ないよ。。
それは、ボクが智慧でなんとかするさ。
そういう手立て(方便)は、
ボクが、現地で調達するさ」

こうして、玉手箱をもたず

空性の煙だけを身にまとって

身軽な菩薩は、行けるところには

どこにでも行くのです。

行く先々で

仏像を作って、煙を入れたり
護摩を焚いて、煙を出したり
マニ車を回して、煙のわっかを作ったり

菩薩は活躍するのです。。。
 
 


「幸せの種」を

人々に渡すのは

比丘も菩薩も

変わらないのです。。。

受け取った煙(論理)は

同じだからね
007




 

で、なんとなく、尻切れトンボに

。。。めでたしめでたし。。


あら、変な終わり方。。

で、未曾有(奇跡)は二つなの?

ええっとぉ。。。

未曾有人(奇跡の人)は、二つ

比丘と菩薩。。。。って、

こういうことがいいたかったのだろうか、

管理人は?


とにかく、

管理人からのプレゼントは

煙のようなお話。。。。


一言でいえば

煙にまくお話 でしたっ!

そまつなものですが、どうぞ!!
お歳暮です。。。。。(ほんと、粗末だな)


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コメント

> 激しく疑問が残るところです

ろんろん 様

その疑問を、激しく追及していってください
あなたしか追及できない世界なのです

「 唯我独尊 」だからです

大乗に挑戦していってください

みんな、格闘して、組み伏して
包み込まれている事を知るのです
( 自らの認識に )

殻を破ることは貴方にしかできません
( 殻を創ったのが貴方だから )
( 貴方の”暗号”は、
  貴方しか知らないからです )

投稿: 春間 則廣 | 2008/12/22 12:20

ろんろんさま

> 激しく疑問が残るところです。

わたしも、激しく疑問が起こって、きっと伝わってないんじゃないか、って、予想してたんですが。。。。。しかぁし。。。

直接龍樹からかどうかはわからないけど、わかる人はわかったような気がします。

龍樹を受け継いではいないが、唯識
唯識から発展させたシャーンタラクシタ
龍樹から飛んで飛んで弘法大師

龍樹からはずれていないように見えるけど、うーん。。。勉強不足でわからんのです。

投稿: 管理人エム | 2008/12/22 09:56

竜樹がブッダの論法を用いていたというところまでは理解できるのですけど、果たして竜樹以降の大乗仏教がブッダの論理を受け継いだかどうかは、激しく疑問が残るところです。

投稿: ろんろん | 2008/12/21 15:27

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受信: 2008/12/11 19:46

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