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2008/01/10

イルカのキリー

もう10日

月日のたつのは、早いものでございます。
前回と同じせりふでございます。

成長しない管理人だ。
いえ、でも、でも、
いろいろあったんでございます。
いろいろありまくりの中から、一つ
お話ししたいんです。

イルカの世界を旅行してたんです。。。ええのう。

アリよりも小さく
ゾウよりもでかい
その動物の名は?

そんなの イルカっ!

なんて、言ってないでまじめにやってよ!管理人。
ごめんごめん

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

はじめから話すよ。

実は、メールを一ついただいた。
それには

『ブッダと龍樹の論理学』を読みました
いい仕事してますねぇ

という内容のことが、
丁寧な言葉で書いてありました。

で、その方は、
ご自分の本を一冊くださった。

これは
「仏教の精神を仏教にふれずに伝えたい」
という本です

とおっしゃったが、読んでびっくり!
これは、わたしの言葉で言えば

「ブッダ論理学が、小説になりました」

っていう本ですね。

その本の名は 『イルカのキリー』(新風舎)
作者は、三上憲一さま

Ktdvb1

ある意味、三上さまの意図とわたしの意図は
重なっている。

仏教の中から
何が出てくるのか
おのれの力で
掘り出そうとしているという点では
同じような気がする。

10年の思索の果てに生まれた
イルカのキリー、小さいキリーは
この世界の中に生まれ落ち、泳ぎ出す。

つんつん
つんつん

「あれ、痛いな、だれ、つっつくの?」
「ぼく」

「ぼく、って?ありゃ、水から顔出してる」
「イルカのキリーだよ」

「キリー、どうしてこんなとこに来たの?」
「ブッダロンリーガクガ、ショーセツニナリマシタ、って言ったでしょ、だから来たの。
ぼく、ブッダロンリーガク、って、知らないから」

「あ、ううんとね、小さいイルカには、ちょっとむずかしいかな」
「どうして?」

「あ、ううんとね、それは。。。それは。。。それは。。うう、
あ、いるかいないか、わかんないもんだから。。。ほっ」
「ふうん、おばちゃんは、わかるの?」

「おばちゃんはわかるよぉ、だってさ、本書いたもん」
「どんな本?」

「『ブッダと龍樹の論理学』っていう本」
「そこに、ぼく、出てくる?ぼく、出てくるでしょ」

「え?あ、出て。。くるかな。。ちょっと、あんまりそういう感じじゃないけどさ」
「そういう感じじゃないって?ぼく、どんなになってでてくるの?」

「(あ、そんなにつっこまれると、こまる)
うう、イルカじゃなくなって、いるかいないか、
わかんなくなって出てくるの (いいのか、こんな説明で)」
「じゃ、その、いるかいないかわかんないイルカじゃないぼくは、
なんて名前なの?」

「へ?いるかいないかわかんないイルカじゃないぼくは。。
名前が。。。なんだろ?。。(どうしよ、どうしよ、子どもはいや~ん)」
「おばちゃん、ぼくわかったよ。。ぼくが教えてあげるよ。
いるかいないかわかんないイルカじゃないぼくは
ロンリーって言うんでしょ。名前が似てるもん。」

「キリー、えらいなぁ、そ、そう、そう、ロンリーっての」
「ぼく、おばちゃんの本の中では、ロンリーって言うのか。
ロンリーによろしく言ってね。ぼく、帰るよ」

ぱしゃんっ!!!

おばちゃん、汗書いちゃったよ。
あ、まちがった。
汗かいちゃた、だったわ。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

『イルカのキリー』の世界は
ロンリーのいない世界。

だけど、たしかに仏教のロンリーが
水のように透明に漂っています。

こんな風に、仏教を描くこともできるのかぁ!

って、きっと思ってもらえる。
感性豊かなみなさまに、
こんな仏教の精神的な世界があることを
知ってもらいたいです。

わたしの感じでは、どちらかというと、部派もあるけど
大乗仏教のにおいが、ちょっとしてくるような。。。

おすすめします。

で、

作者の三上さまが、なんと10冊贈呈してくださるそうなので、
読んでみたい方は、以下のメールアドレスより
ぜひご連絡ください。

mikami.kenichi@gmail.com

三上さまのブログもあります。

http://www.serpents-egg.com/

仏教世界は、無限大!
仲間が増えた。。。しょーせつがやってきた、うっほー!

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コメント

三上憲一さま

わざわざ書き込んで頂いてありがとうございます。
いろいろたいへんですね。

ご紹介した矢先のことで、ビックリしています。なんとか買えるようであればいいのですが。

成りゆきを見守っていきたいと思います。

どうぞすばらしい御本を書き続けてください。

投稿: 管理人エム | 2008/01/19 12:40

えー、「イルカのキリー」の作者の三上憲一でございます(礼
こっちに書き込むのは初めてですね。

拙著を敬愛する先生に誉めていただいただけでなく、
紹介までしていただきまして感謝感激です。

一応説明なのですが、新風舎は現在も営業しています。
メディア上では「事実上の倒産」なんて書かれまくったり
しているものですから、そう思ってらっしゃる方も
多いでしょうけど、実際には民事再生手続きを開始した
だけでして、倒産そのものではないです。

ネットでの評判を見ていると、結構、同業者からは
恨まれていた会社みたいですね。いつの世も、批判する
人間ばかりが元気なんですよ。

いちおう注文は出来るようですが、ただ僕としてもさすがに
ちょっと不安ですので、もしネットや書店などで注文をして、
届いた方がいらっしゃったら、ご一報だけでもいただければ
と思います。

まぁ、もっとマトモなところから出せよ。という批判も
一部にはあるでしょうが(汗 小市民なんですよ(爆

今回はどうもありがとうございました。


投稿: 三上憲一 | 2008/01/18 22:22

うさじいさま

さっそく申し込んでいただいてありがとうございます。
御本、お読みになって、どういう感想をお持ちになるでしょう。
もしお聞かせいただけるなら、さらにうれしいです。

今日あたりそろそろ着きますかしら。


ちびまるさま

そうなんです。新風舎は、1月7日に民事再生法を申請したようです。わたしも、教えてもらって驚きましたが、とりあえず手に入るようなら、よかったです。

拙著も読んでいただいてありがとうございました。


投稿: 管理人エム | 2008/01/13 13:24

この記事が掲載されてすぐ、三上様に本希望の旨メールをお送りいたしました。
昨日、送っていただけるとの丁重なご返事があり、到着を楽しみにしております。

『イルカのキリー』がたくさん売れると良いですね。

投稿: うさじい | 2008/01/13 05:17

管理人エムさま
お久しぶりです。
「ブッダと龍樹の論理学」も読ませていただいてます。文字を通してブッダが現れた感じがします。
ミキシィなどうっちゃっておいて、どうぞお仕事をお続け下さい。

今日、書店で注文したところ、「新風舎さんは先日民事再生法を申請したので注文をうけつけるかどうか・・・」と言われました、一応注文しましたが、帰宅して新風舎さんのサイトを見ましたが今でも注文を受け付けているようです。
私も間もなくキリーに会えそうです。

投稿: ちびまる | 2008/01/12 20:18

ちびまるさま

お久しぶりです。お元気でしたか。
わたしにはなつかしいような不思議な感じのする本でした。どうぞお読みになってみてください。

ミキシィに行けなくてごめんなさい。
久~しぶりに覗いたら荒れ果てていました。

投稿: 管理人エム | 2008/01/11 23:02

管理人エムさんのオススメなら購入させていただきます!

投稿: ちびまる | 2008/01/11 22:36

muさま

> 慶事があるとは縁起がいいです。

今年はいいことありますね。muさまにも喜んでいただけて、わたしもうれしいです。

> 以前論理と醤油の構造の
書き込みをさせていただきましたが、小説は料理にあたりますね。

料理はのどを通って体内に入ると、その人つくりますね。効力は、とても大きいです。キリーがんばれ!

> ドイツ語、フランス語、イタリア語、
> ロシア語に適切な形で翻訳されれば
> より大きな縁を「誰も傷付けずに」
> 結ぶ事ができると思います(濃い邪気
> は払われます)。

「誰も傷つけずに」という言葉がいいです。
しまった!ブログに書こうと思ってた『スッタニパータ』の引用を書き忘れました。

884 真理は一つであって、第二のものは存在しない。その(真理)を知った人は、争うことがない。彼らはめいめい異なった真理をほめたたえている。それ故諸々の<道の人>は同一のことを語らないのである。(中村元氏訳)

これなら、真理は平和に広がっていきますね。

投稿: 管理人エム | 2008/01/10 14:49

管理人エム様。

慶事があるとは縁起がいいです。
自分の事の様に喜んでいます。

この縁の因果を結ぶ射には「争い」が
まったくありません。やはり平和の
構造が一番強い。

以前論理と醤油の構造の
書き込みをさせていただきましたが、小説は料理にあたりますね。

先生。

次に先生の構造の共鳴を聞く人
は国内にいるとは限りません。以前
外国語訳の絶対的必要性を説かれた
方がいらっしゃいましたが、理論物
理学あるいは純粋数学などの分野の
方々に真実よろこばれるでしょう。

硬直した日本の大学では絶対無理で
有用性が分かる人がいても混乱を
収集できないので黙殺せざるをえない
のです。

ドイツ語、フランス語、イタリア語、
ロシア語に適切な形で翻訳されれば
より大きな縁を「誰も傷付けずに」
結ぶ事ができると思います(濃い邪気
は払われます)。

この縁のリングができると
リングの維持(平和)を守る為
基礎としてどのような学問が
まなばれるべきかが決まります。
学問の統一がおのずからなされます。

素晴らしい。

すこしきになる事としては
このような大切な本はほしいから
買います。(もうー。もったいな
いな!)

投稿: mu | 2008/01/10 13:50

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