餓鬼道に落ちてみませんか
藤本晃先生『死者たちの物語』(国書刊行会)は
たいへん貴重な仏教の経典の翻訳です。
パーリ語三蔵の中の小部経典におさめられた
『ペータヴァッツ(餓鬼事経)』は
わたしたち庶民のための経典です。
パーリ語三蔵は、上座部の伝える経典で
もっとも古い形の経典といわれています。
この中には
悪いことをすると悪い結果が生じます
善いことをすると善い結果が生じます
ということが、餓鬼たちの口を通して
教えられるのです。
ぶるぶる!
だけど
ちょっぴり
わくわく!
餓鬼道にいってみたい人は読みましょう。
餓鬼道にいってみたくない人も読みましょう。
とても読みやすく
わかりやすく
しかし
厳しく
びしっと
ブッダの論理が
語られています。
親しみやすい、すぐれた訳で
すぐ悪事に染まる現代人のみなさまには
ぜったいお勧めです。
てやんでぃ、餓鬼道なんかに落ちるもんか
なんていうあなたっ!
藤本先生の、明快な論理に応答できるかな!
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
よし、宗教学でも、この論理を応用してみよう。
じつはですよ、
宗教の論理というのを、今、考察中なんです。
だから、とても参考になります。
宗教の中には、もちろん論理もあるが
しかし
それは、混沌たる人間の生き方の中では
見えにくいのです。
それは、実は、制度(システム)となって
働いているんじゃないか
というのが
最近のわたしの考えているところなのです。
輪廻転生システムと、さらには
功徳廻向の論理です。
「廻向」は「ふりむける」ということです。
功徳を、自分以外の他のものにふり向けるということね。
詳しい話は
藤本晃先生『功徳はなぜ廻向できるの?』(国書刊行会)を
お読みください。
知りたいことが、マンマ、題名じゃ。
つらつら思いますに
この『餓鬼事経』は、
理論と実践をきれいに結びつける
お手本のような教えを
説いていますね。
藤本先生、すばらしい経典を訳してくれて
ありがとう!
わたしも、餓鬼道に落ちないように
パンくず、ダニや虫けらに供養しました。
こら、管理人、パンくずこぼすんじゃない!
| 固定リンク | コメント (8) | トラックバック (0)









最近のコメント