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2007年7月1日 - 2007年7月7日

2007/07/07

おらは死んじまっただ by 龍樹

やっと、また、1週間。

今週・来週は、土日を龍樹本に費やせるので
うれしいわい。

予習のすきまを盗んでは
龍樹本にとりかかり
それでも6割見直しました。

けっこう、書き直してふえてきちゃった。

見直して思ったけど、
龍樹は、ほぼ ゲットしたような気がする。
だいじょうぶみたいだ。

理屈でこうなるはずだ
と思ったら
ぜったいかくじつにそうなっている。

@@@@@@@@@@@@@@
えらいぞ!龍樹。
理屈どおりに進むなんて。

(龍樹とつぜん登場)

管理人!
そんなことで誉められてもな。。
あたりまえだよ。

あ、おどろいた!久しぶりね。
龍ちゃん、元気だった?

龍ちゃん?!
失礼だな。ちゃんと「龍樹」って、言ってほしいな。

あ、ごめん。
じゃ、龍樹ぅ、なんで出てきたのよ。

管理人の仕事ぶり見に来たんじゃないか!
とろいなぁ。
まだ、こんなとこか。
僕のこと、ちゃんと良く書いてくれてるんだろね。

あ、う、うん。
ちゃんと、書いてるよ。。

そう?あ、何これ?
「龍樹の挫折」って節があるぞ。

あ、う、うん。
ちょっと、「挫折」って、訳者の吉迦夜(きちかや)が
言ったもんだから。

なんだい、なんだいっ。僕、挫折なんかしてないぞ。
ひどいや。

あ、う、うん。
龍樹!仕方ないんだよ。
ここは、デリケートな問題なんだから。

何が、デリケートだいっ!
僕のほうが、もっとデリケートなんだい。

あ、う、ううう。
龍樹っ!「わがまま」だぞ!
菩薩なんだから、がまんしなよ。

「わがものもなく、自我意識もないとする人は、しかし、また、いない。
わがものもなく、自我意識もないと見る人は、見ないのである」
(『中論』一八・三)
これ、ぼくちん、書いたんだからね。ちゃんと読んだ?

りゅうじゅぅぅ~。変なとこで、自己主張しないでよね。
そんなとこで引用するの、悪い使い方だよぉ。
だいたい、アンタが、死んだあとのことなんだから。
死んだ後、たいへんだったんだから。

なんで、僕が死んだら、たいへんなのさ?

だって、『中論』みたいなヘンテコな本書くから
みんなわかんなくなっちゃったんだよ。

どこがヘンテコなの?ぜんぜんスムーズじゃん。
ぼく、すらすらわかるよ。

著者なんだから、すらすらわかって当然なの、もう、やだわ。
現代人には、わからなくなっちゃったのよ。。。龍樹語だから。
本気の本気で!わからなくなってんだから、ネ。冗談抜きよ。
で、さ、聞いてくれる?
どの本も、龍樹、アンタのこと書くときね、
「たいへん難解なのであるが」という前置きがつくの。
そして、「簡単に言うと、こういうことである」みたいな感じで
説明が書いてあるんだけど、それがぁ。。。。。なの?

「。。。。なの?」って?

あ、ううん、言いにくいけど、チンプンカンプンなのよ。
でも、みんな、「龍樹なんだから」そうなんだ、仕方ないんだ、
って、わけわかんないまんま、
その説明信じ込むことになっとるだ。

つうことは、ぼくちん、わけわかんないヤツってこと?
ほめられてんの?けなされてんの?

あ、ううう、りゅうじゅうぅ~、そこよ、問題は!
そこも、また、デリケートだっちゅうの。
もし、「龍樹はえらい!」ってことになってなかったら
もう、アンタなんて、ぼろくそだから、きっと。
とにかく、ありがたいことに、有名なのよ、龍樹は。
で、「すぐれた仏教徒はみな影響受けてるから」という理由で
キミは、かろうじて、ほめられてんのよ。

デリケートって、そんなとこか。。どっちでもいいけど、
ちゃんと僕を理解しなきゃ、正法すたれちゃうよ。

あ、ううん、イタイとこつかないでよ。
他にも、あるの。デリケートなとこ。
アンタをどこに位置づけるか、の解釈よ。
で、元に戻るんだけど
「龍樹の挫折」の節は、必要なの。
いろいろ見えてきたわ。。。
「龍樹の死後」ってのも、「如来の死後」と同じくらい
大事だってこと。。。
龍樹、アンタが大乗にいくのか、部派にとどまるか。。。。
そうか!どっちが智慧があったか、ってことのようね。
ううう~ん、ワトソンくん、謎が解けてきたようだ。。
あれ?龍樹、まだいたの。。もう帰っていいよ、

何言ってんだ?!管理人。
管理人の方が、わけわかんないこと言ってるぞ。
それに
「帰っていいよ」は、ないだろ、ひどいよ。
ぼく、わけわかんないぞ。

あ、ううん、「龍樹の死後」だから、
わかんなくていいの。
龍樹、アンタっていい人ね。
みんなの役に立つ人だから
いろんなとこで争奪戦がおきるの。。。
龍樹を理解できた人だけが、
龍樹を手に入れるのね。
わかったわ!
いまのところ
アンタは、大乗の人で、密教の人ね。
で、
きっとこれから部派の人にもなるわね。
(それから、非仏教徒にとっても宝物ね。
サーンキヤ、ニヤーヤなどなど)

ブッダと同じように、
枠を超えるんだわ。

『龍樹菩薩伝』の最後に

死後百年経ってるけど
南インドでは、
廟を立てて敬うことブッダのようだ
(爲其立廟敬奉如佛)

って、あるのもわかるわね。

りゅうじゅ!ほめとくからさ、
心配しないで死んでていいよ。
じゃ、バイチャっ!

龍樹は、さびしくひとりごとを言うのであった。

(管理人のヤツ、ほんとにボクちんのこと
尊敬してルンか、悩んじゃうぞ、ぼく。)

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2007/07/03

ふたたび『スッタニパータ』考

今日は、まじめ日記になりそうだわ。
春間さまに期待されてる ニッキ には
ならないかも。

最近、『スッタニパータ』熟読中。
(中村元氏『ブッダのことば』岩波文庫)

いかに経典というのが
人によって
多様に読まれるか

『ブッダのことば』の
表紙の説明を読むとわかります。

「後世の仏典に見られる煩瑣な教理は少しもなく、
人間として正しく生きる道が対話の中で
具体的に語られる。」

このように見えたんですね。
この表紙の文句を書いた編集者※の人には。

 (※このように書きましたが、じつは、中村先生の
あとがきにある文章でした。
う さまのコメントにより、訂正します。ごめんね)


じゃ、わたしも表紙のことばをつくってみよう。
わたしが編集者なら、こんなふうです。

「後世の仏典につながる煩瑣な教理をすべて含み、
沙門として最終的に到達する道が対論の中で
具体的に語られる。」

『スッタニパータ』は、
空入門の書であり
論争の書であり
解脱への導きであり
修行の指南書です。

だから

龍樹が『中論』執筆のために
参考にしたのだと思います。

おそらく かれの
いちばんの参考書です。

というところまで
行きついた、管理人。

今日も暑いぞ!

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2007/07/01

せんせと学生のシンデレラ・ストーリー

この一週間へたっていた理由が
解明しました。

暑かったんだぁ~!

先週木曜日
哲学の授業だった。

完全にバテてたので

もう授業なんて、授業なんて
どうでもいいや。。。

などと、けっして思ってはならないことを
思ってはならないので
思いま

せんようにと

願いつつ

思ってしまったのでありました。

で、
やる気ないのを知られないように
カラ元気出したのです。。。。念念念

だけど

「せんせ、暑いよぉ~」
と、ダル~っとした学生諸君も

せんせに負けず劣らず
やる気なし。

ああ、この貴重な哲学の授業も
もはやこれまでか、っと思われた

そのとき

なんと、救世主が!
あらわれた。

「せんせ、となりのクーラーのある
視聴覚室で授業しよう」

全員「お!(きら~ん)」

室温22度の快適空間で
授業のはかどること、はかどること。
全員、シ~ンとして集中。

終わりの鐘が鳴っても
まだ集中。

すばらしい!

別人のように
きりりと知的になった
学生諸君は
あいさつをして、出ていった。。

。。行った
しかし

一歩、教室を出たとたん
また
ダル~っとしたもとのすがたに。。

冴えてるせんせも、
教室でたら
へたれた教師に
逆戻りじゃ。

以上
せんせと学生の
シンデレラ・ストーリーでした。

?どこが、シンデレラ・ストーリーだって?

カボチャの馬車とボロの服に
戻っちゃった

ってとこが。

それに、教室出たら
せんせも学生も
シンデレラ(死んでれら)

ってとこも。

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