自己より他に本当に愛しいものはあるか?
哲学とは、厳しいものである。
自己の極限にせまるのである。
これは、哲学の問題です。
学生諸君は、一生懸命考えたのである。
エライのである。
では、では、問題です!
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次の文章を読んで、下の問いに答えなさい。
『サンユッタ・ニカーヤ』1.3.8 「マッリカー」
1.サーヴァッティー(でのことである。)
2.さて、そのとき、パセーナディ・コーサラ王は王妃マッリカーとともにすばらしい高楼の上に上っていたのである。
3.さて、パセーナディ・コーサラ王はマッリカー妃に語った。
「そなた、マッリカーよ、いったい誰かほかのもので、自己(アッタン)よりももっと愛しいものがいるだろうか」
4.「王様、わたくしには自己よりほかに愛しいものは誰もおりません。それでは、王様、あなたさまは自己より愛しいものが誰かほかにありますでしょうか。」
5.「マッリカーよ、わたしにとっても自己より愛しいものは誰もほかにはおらぬ。」
6.ところで、パセーナディ・コーサラ王は高楼をおりて、尊師のところに近づいていった。尊師に近づいて挨拶を交わし、一方の端に座った。一方の端に座って、パセーナディ・コーサラ王は尊師に次のように述べた。
7.ここで、わたしは、尊師よ、マッリカー妃とともにすばらしい高楼の上に上って、マッリカー妃にこのように言いました。
『そなた、マッリカーよ、いったい誰かほかのもので、自己(アッタン)よりももっと愛しいものがいるだろうか』
こう言われたとき、尊師よ、マッリカー妃はわたしにこのように答えました。
『王様、わたくしには自己よりほかに愛しいものは誰もおりません。それでは、王様、あなたさまは自己より愛しいものが誰かほかにおられますでしょうか』
このように言われて、わたしはマッリカー妃にこのように言いました。
『マッリカーよ、わたしにとっても自己より愛しいものは誰もほかにはおらぬ』
8.さて、尊師はこの意味するところを知って、そのときこの偈を語った。
心があらゆる方角にさまよいいくとも
自己より愛しいものにたどり着くことは決してない
同じように他の人々にとっても自己は非常に愛しい。
それだから
( )
問題 あなたなら、空欄の中に、どんな言葉を入れるでしょうか。
ふさわしいと思われる言葉を入れてみましょう。
理由も書いてね。
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もう種々さまざまでした。
それだから(世の中はうまくおさまっている)
(自分を大切にしなさい)
(他を理解しなければならない)
(正義はなかなかうまれないだろう)
(この世は争いごとがおこるのです)
(他の人のことも愛しく思うことができる)
(人間はやめられない)
(どんなに他者のことを思っても最後は自分が一番)
(自分の次に他人を愛せばよい)
(他者を思いやることができない)
(自己より愛しいものをさがす)
まだまだあるけど、こんなもんで。
理由も書いてもらったので、読むと
どの答えもそれなりの説得力のある理由があることがわかります。
けっこうみんなよく考えてるのね。
では、最後に、尊師(ブッダ)のことばを!
尊師、どうぞ!
それだから (自己を愛しく求めるものは、他を害してはならない)
ううむ、こうしてみると、さすがです。
自己と他者の両方に、ちゃんとふれています。
尊師の答えは、漏れがない。
では、では、尊師の授業を終わります。
管理人、何だ、手抜き授業だぞ。
尊師におんぶにだっこじゃん。
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