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2006/09/10

楽あれば…甘いぞ!楽無し

朝は曇り。日曜日。

いいわね…

何が?

日曜日ってこともあるけど

『中論』って、いいなぁと思って

ちょっと、日記に書いておくのよ。

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『中論』は、偈頌の部分は、龍樹作といわれている。

これに反対する人はいない。

そりゃ、そうだわ。

龍樹から『中論』の偈頌をとったら、龍樹、ゼロ(空)になっちゃう。

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『中論』でありがたいのは、サンスクリット語のテキストがある
ということだわ。
(仏護のサンスクリットのテキストも見つかったそうですし)

心が穏やかになるわ、ほんと。
何が楽だって、サンスクリット語があることほど
楽なものはない!

#######

これまで、『方便心論』は漢訳一本だったから
ものすごくたいへんだった。

一応、仏教漢文、という伝統的な読み方が、
通俗的には知られていて
それにならうことが多いけど
これは、「確かである」という読みの確証は得られない。

他にも読みの可能性を秘めていて
何とも言えないことが多い。
だから、他の文献との比較研究などが有効なんだけど…

『方便心論』の読みを決定づけたのは
やっぱり
わたしのサンスクリットの知識だった。

サンスクリットが漢字の中にみえたとき、
「わかる、わかる」
という感触をつかんだのだった。

ま、それも過去の話だわ。

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パーリ語も、ある意味、サンスクリット語から
入っていくことができる。
俗語にあたるから、サンスクリットを知っていると
とても楽。
でも、これにはこれの独特のむずかしさもあって
パーリ語は、深く入っていくと
サンスクリット語の及ばない部分が出てくる。
まだまだですわ。

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で、最後に、サンスクリット。
これは、もう、六派哲学をやってる人なら
常識の言語!

ダルシャナ(学問)が用いるあらゆる単語・語句と格闘し、
血を流し、肉を切り、骨を断ち、したボロボロの
惨状が、今ここに… 

 よみがえる!

あ、よみがえらなくていい…

しかし、その経験が『中論』を読むとき
こんなに生かされるなんて思いもよらなかった。

『中論』は、あらゆるダルシャナの濫觴(らんしょう)。
そして、
あらゆる経典・論書の集まるところ。

学問や思想の交差点。

サンスクリット語のおかげで
いろんなものがよく見える。

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で、今のところ、もっとも難儀なのが
チベット訳…

これはねぇ、もう、しばらくぶりだから
よちよち歩きの赤ちゃんみたいな感じ。

少しづつ思い出してはきてるけど、
リハビリは時間がかかってのう…

せっかくのサンスクリットの癒し効果が
チベット訳見ると
相殺されちゃうのよ。

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ほんとっ!
世の中って、うまくいかないわねぇ。

楽な人生って、絶対ないようにできてるのよ、
みんな、知ってた?

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