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2005年10月16日 - 2005年10月22日

2005/10/21

若者よ!コントロール・マインド!

ふう、一週間に二回も哲学やるとたいへん。
身が持たないやと思う、が、がんばるわ。


「心」についていろいろ書かせたり読ませたり話したり
可能な限りいろいろする。

そして、

「最終的に、自分は心を制御できると思う人」

「いや、心を制御するなんてそれは無理と思う人」

と挙手で聞いてみる。


およそ、半々だけど、制御できる人の方が少ない。

心は制御できると思えば、そうなるし

そう思わない人は、やはり制御できない。

心は思ったとおりになっていく傾向があるというようなことを話していると…

「愛と恋愛はちがうんですか」と誰かが質問したのを皮切りに

異様に話しが盛り上がる。

ニャンだよ、みんな!

「好き」だの「愛」だの「心をコントロールできる、できない」といいつつ、

とうとう最後は「離婚」だの「不倫」だのという話しにまで至る。

こ、こっちに振るな!振るなっつうの。

「すぐに『先生はどうなんですか?』と聞いてはいけない」
と言っても、効果なし。
わたしの私生活なんて、言うほどのものでもないんだから、さ。

仕方ないので、まるっきり普通に
「不倫はしてはいけない」
とまぬけたことを言う。

あれ?まぬけてない意見のようで。
え?なんかもっと聞きたそう。


では、では、っと、「愛」に引っかけて

「渇愛」、「むさぼり」、「執着」の話しをし、

「不倫」ついでに、これが苦しみのもとだと話す。

自分では、ニャンだ、仏教になっちまった、と思って話してたんだけど、

みんな、けっこう目を丸くして聞いている、シンとしてるし。

え?欲望を抑える、なんて話し、はじめて聞いたの?


「不倫しないと思ってても、なっちゃったらどうするんですか?」と聞くから

「そんなにとつぜん不倫にならない。

注意して不倫に向かわないようにすればそっちに行かない。

不倫になるかも、思う人は、不倫になる」と言う。

でしょ?ダよね?


なんかなぁ、心をコントロールするという話し、

去年あたりから、みんなの反応が、わたしの予測を超えてるのよ。


そんなに「心って制御できない」と思ってるんだろか?

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2005/10/18

生と死の選択

「カレーな一日」なんて、日記の題名にしたけど、さびしいなぁ。
一週間にたった一日だよ。

こんな更新ぶりじゃ、日記になんないし。
また、口の悪い友人が、「週記になってますね」とか言うにちがいない。

よしむりやり更新じゃ。

小学生風にやってみよう。
今日(ほんとは昨日17日)は、朝起きま … じゃなく
朝3時50分に目覚ましを鳴らしてしまいました。

起きたのは

朝5時でした。(あれ?おかしいなぁ、時差があるぞ)
授業の予習をしました。
(これは不測の事態のときを想定してです。)

ほんとはビデオを見ることにしてあるのだ。

朝7時出かけました。

朝9時授業です。(問題:次は、朝何時と書くでしょう?)

朝11時って、思ったでしょ、はずれ。
昼12時10分、ビデオ見ちゃった。もうすることないわ。
じゃ、終わります。

なんか、イージーだって?
失礼ねっ!
たいへんなとこみんな省いたからよ。

じゃ、次には、たいへんなとこだけ抜き出すと
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

涙のビデオ~~ううっ!みんな鼻をすすって見たのでした。

「生と死の選択」

ある病院の記録です。延命治療の最先端をいくアメリカのハーマン病院。
といっても、これは10年も前に作られたビデオだから。

しかし、中身は古くなってないと思う。

生命維持装置につながれた患者について、
いつその装置を外すか、
それが最大の問題なのです。

延命をはかるか、いや、機械の力によらず患者の生命力にゆだねるか。

家族、
それから医師、
その他には看護師、ソーシャルワーカー、牧師、弁護士など
多くの人が関わって、最善の道を模索するドキュメンタリーです。

銃弾で脳を著しく損傷してしまった若い女性。
心臓発作で倒れた80代のおばあちゃん。
意識はなく、反応もあるようなないような…ないような…ないよ…いや…ないともいえないかも

見た目では、素人には判断がつきません。
医師も「( I ) can't tell(わからない)」といいます。
ただ、よくなることだけはないと…。

みんな、誰も、どうなるかわからないんだ。

さて、問題です。(こんな深刻なときに問題出すなよぉ。)

問答無用じゃ。

【問題】こんな風に、誰も、この先予測がつかないとき、何を基準にして、
みんなは決断するでしょう。
あなたの最愛の人が植物状態になったら、どうしますか。
その人はあなたにこんなときどうするか何も言っていませんでした。

解答欄(                       )

では、さっそく、お答えです。

【答え】患者の苦しみを減らすような方向で、善処する。


すべての希望を失った家族が望むのは、ただ一つ

苦しまないように

ということです。

つまり

「苦しみ、あるいは、苦痛、これの滅」


いや、本気で、驚愕です。

ブッダ、あんたは、えらい!

人間の最終的な目標を「苦しみの滅」としたすごさを今思い知りました。

医師の言葉も心にしみますよ。

「わたしたちは、つい患者の治療のことばかり優先させてしまい、
直すことだけ考える。そして、本来の目的を忘れてしまうのです」

「(わからない)患者の意志」を生かそうと努力する家族や病院スタッフ。
いやぁ、いいビデオじゃン

授業よりずっといいって?

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