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2005年5月15日 - 2005年5月21日

2005/05/21

春の夢!桜樹下龍樹かぁ。

昨日は、久しぶりに暖かく、教室の窓から外をながめると広い緑の空き地には、タンポポの黄色が鮮やかでした。

仕事帰りに買い物して、家に帰っても、まだ天気がよい!

んで、近くの公園に桜を見にチャリで散策。

昨年の秋の大風台風で、樹木が根こそぎ倒れて、スケスケの公園になっちゃって悲しい。
樹木も、まだ倒壊したままのもある。
深い森のようだったのに…
この公園だけでも100~200本は倒れたんじゃないだろうか。

桜も見つつ倒木も見つつ家に帰って、

食事を作って食べて

さあ、べんきょうだっ!

って、思ったら…

睡眠と読書が同時進行してしまう。
寝ながらでも、むりやりべんきょする。

そしたら…

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夢の中で、満開の夜桜、樹下に、龍樹が出てきて(またなの!韻踏んで…ないね)、

「『大智度論』を書いたの僕だから、なんとかしてよ」と泣いて訴える。

「わかってるって!わたしがわかってるんだから、いいじゃない」とわたし。

「管理人がわかってたって、世に正しい仏法が広まらないから、イヤだ」と龍樹。

「でもさ、わたしが言っても誰も聞かないと思うよ。
っていうか、わたしが「『大智度論』の作者はりゅうじゅです」って言ったら、
かえって、みんなよけいにあやしいと思うかもよ。
あ、でも、よかったらさ、わたしが代わりに正しい仏法広めてあげようか?めちゃテキトーだけど。」っとわたし。

「ううっ、そ、それはイヤだ!それだけはやめてくれ。じゃ、いいわ」っと龍樹。

こらあ、夢の中とはいえ、なんなのよ。
もうちょっと、わたしの夢なんだから、登場人物は自覚してほしわ。
夢見てるわたしをたててよね。

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印順氏の論文(前々日に書いたもん)を読みながら寝ちゃったせいよね。
変な夢だわ。リアルな願望って感じね。

『大智度論』の作者が、龍樹かどうかについては、学会ではいろいろな説があるわ。

『大智度論』の作者を龍樹とする、印順氏の論文拝読してみると、

いろいろわかることがあるのよ。

そして、さらに、ここに『方便心論』の研究をプラスすると…

どうにもならないか、あ、いや、そうでもないかも。(意味深な終わり方だわ。)

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2005/05/19

漢訳は、謎だらけね

鳩摩羅什の「破壊された一生」を考える管理人です。

印順氏の著作で岩城英規氏の訳
『『大智度論』の作者とその翻訳』(正観出版社)
を読書中。

鳩摩羅什がどのようにして翻訳したのかも含め
国家事業としての仏典漢訳の様子を説明する
この論文は貴重なものです。

鳩摩羅什が経典に「加筆修正した」とするのも、

ふうむ

かなり問題のある意見なのですね。

というのは、経典の漢訳は、当時、秦の国王自らも参加するほどの大きな事業だったということです。

鳩摩羅什は、秦語に口語訳しただけだ

って、印順氏は述べ、

加筆修正は、他の作業の人々が行った可能性があると述べています。

例えば、筆記者が、わかりにくい字にちょっと説明を加えるとか、文章を修正したりする者たちがいるとか、ね。

そこには500人以上の沙門たちがいて、翻訳にたずさわっていたのでした。

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何か、わかんなくなってきましたわ。

鳩摩羅什の微妙な立場も、浮かんでくるような、こないような。
鳩摩羅什って、けっこう、かわいそうだったかも。

秦語に訳せたといっても、ネイティブのようにはいかないので、不満も出たみたいだし。
筆記者の僧叡は、漢訳の流麗さとか文章の美しさを重んじたというし。

ふうむ

もう少し探りを入れてみるわね。
それにしても

漢訳の目的や意図をもっとはっきり知りたくなってきたわね。
名探偵シャーロック・管理人としては……ヤツはシロかも…って、言ってる意味自分でもわかんないけど。

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2005/05/18

鳩摩羅什の場合は…

テレビを見る暇がないと、書きながらテレビを見ちゃったわたし。
数日前です。
書こう書こうと思いながら、月日は流れて…

あ、見たテレビは「鳩摩羅什(くまらじゅう)」でした。

鳩摩羅什は、仏教経典の翻訳家として名高く、四大翻訳家のひとりに数えられています。

鳩摩羅什は、クチャの王子で、若い頃に出家し小乗・大乗の経典を学びました。
17年呂光に幽閉されるという苦難の後、長安に行って数々の経典などを翻訳するのです。
ま、こんな感じかしら。

結局のところ

鳩摩羅什について

【問題点1】  彼は破戒僧だった
         美女や贅沢な暮らしやら…
         こらぁ、何やってんだぁ、であります。

【問題点2】  経典に勝手に手を入れて訳した
         もとのサンスクリット原典にはない表現を入れて…
         ありゃ、いいんかぁ、なのです。

NHKのナレーター氏は、彼を「終始悩める破戒僧であった」と説明していました。

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学問的には、鳩摩羅什が慨嘆してようとしてまいとどうでもいいのよ。

問題なのは、

破戒僧だったから、経典も破壊した

のか

経典を破壊するようであったから、破戒僧になったのか

どっち?

がっこのせんせが

「服装が乱れてくると、生活が乱れてくる」という、ちょっと?な因果関係をもちだして、
校則を強化するような場合があるけど、

鳩摩羅什の場合はどうなんだろう、って考えちゃうわ。

あ、その前に、そもそも、経典に手を入れて勝手に訳すのは、
いいことなのか、悪いことなのか、評価が分かれるところかもしれないわね。

a)わかりやすくなって「いいことをした」

b)わかりにくくなって「わるいことをした」

と二つあると思うわ。
そもそもむずかしい教えをわかりやすくした、って考えと
正しく説かれていた教えをゆがめてわからなくした、って考えと

a)なら、破戒僧であることはあまりマイナスポイントにはならないわね
b)なら、破戒僧であることは、訳に悪い影響を及ぼしてるかもしれないって、考えるかもね。

このことは、けっこう大事かもって、気がするから、鳩摩羅什は要チェック人物に入れとくわね。

「終始悩める破戒僧だった」なんて、気取ってる場合じゃないと思うわ。

だって、さ、そんな彼の訳したもの読んで、

こちらこそ、「終始悩める理解NOだった」りなんかしたら、いや~んですわよ。

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2005/05/15

ノルンシュタイン氏の場合は…

日々、「奴隷の一日」を送っている管理人は、あんまりテレビを見る時間がありません。

たいてい通りすがりに3秒くらいでチェックする。
おもしろそうだと3分間ウォッチングで、情報を仕込んでその場を去るのであった。

奴隷一家の一日は、こんな風に昼も夜も忙しいのでありました。

昨日は、夜に帰ってきた、「部活」奴隷・息子2の瀕死の姿に、思わず足を揉んでしまう「哲学」奴隷・母だった。
足を揉みながら、久方ぶりに、何となくテレビを見ていたら、

「アニメの巨匠ノルンシュタインの世界」というのをやってました。
へぇ、知らないなぁ、誰だろ?
っと、興味もなく、そのアニメの制作現場とそのアニメのワン・シーンを見て仰天!

ガラス板に置かれた手書きセルロイドの事物絵や人物絵を
動かして、アニメにしていく技法です。
言ってる意味わかんないかもしれないけど、気にしないで(そんな!)。

おお!善行をすれば、さっそく報いがぁ~。

もう完全に死んでる息子をたたき起こす(チョー迷惑)。

すごいよ!見てよ!このアニメ!死んでる場合かぁ~!

おおお!宮崎アニメも吹き飛ばす(?)かどうかは、わかりませんが、
何にせよまったく別のチョー繊細な一つの世界をつくっているのでありました。

ゴーゴリの『外套』を手がけて、半分くらいまでつくったところだそうで…
モノクロの世界の中に、厳寒のロシアの風景とそこに生きる人間が丹念に描かれた作品…のようです。
「のようです」というのは、一部しか見てないので。一部でもすごい。
人間観察の鋭さには、あきれる!(ほめ言葉のつもり)

まぁ、どんなにすごいかは、ここでは言わないことにして、
さっそく触発される「哲学奴隷」なのであった。

んで、もち、哲学ばなしの方に引っ張るわよ!ごめんちゃい。

ノルンシュタイン氏は、
一茶にゆかりの、何とか寺(ゴメン!聞き逃した)を訪れて
座禅を初体験するんですが、

はじめてなのに、微動だにせずうまく座禅できちゃって、
おしょうさん(かわいい!そして、たぶん、高僧)にほめられていました。

そのとき、ノルンシュタイン氏は、こう言ったのです。

「座禅してて何もなくなる感じがするけど、
それは、わたしがアニメの仕事に没頭してて、
自分が何もなくなる感じと同じだ」

ふうん、そうかぁ。
やっぱり!
わかったぞ、っと。

何がわかったかというと、

「座禅する」のと「仕事する」のがおんなじだ、ということです。

「アニメ奴隷」のノルンシュタイン氏から
「哲学奴隷」の正しいあり方を学んだ管理人は、大いに満足するのでありました。

要するに、座禅するように仕事しろ、っということですね。
ぎゃくに、仕事するように座禅しろ、っということでもある。

うん!テレビは見るもんです。足は揉むもんです。
忙しい奴隷は、無駄なく生きなくちゃな!(30分もテレビ見ちゃった)

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