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2005年4月24日 - 2005年4月30日

2005/04/26

諸行無常

昨日は仕事帰りに、調剤薬局によって薬を処方してもらっていました。
見るともなくテレビを見たら、
列車事故のもようがうつしだされていて、「えっ!」とテレビを凝視。

「事故から6時間が経ちました」とテレビは言っています。

ええっ、何にもしらんかった。大事故だわ。

大事故、大災害って、どうもわたしの仕事の日と重なることが多い。

古いところでは、阪神大震災、地下鉄サリン、みんな火曜日、仕事の日だった。
バス・ターミナルのテレビで何かが起きたらしいことはわかったけど、帰るまでわからないのでドキドキものだった。

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どうも、現代文明って、あやういです。

それと同時に

自分の存在も、あやういもんです。

こうなると生きてるのはたまたまで、ただ運だけが命をつないでいるような気もしてきますね。

だから
諸行無常

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それと、テレビでは原因究明に余念がありません。
原因を知ることが事故の真相を知ることになるからでしょう。

だから
因果律(縁起)

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どうして、いつもお釈迦さんの言うことって、あたっているんだろう。


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2005/04/24

阿含経典

「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもの。
眠くてたまらんです。

ようやく暇ができたと思って、さぁ、何をしようかと手ぐすね引いていたのに、
結局寝てしまって、暇はなくなってしまいました。

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このところ、また再び、増谷文雄氏『阿含経典』第一巻~第三巻あたり、ちょろちょろ読んでいますが、

読めば読むほど味がでる本だなぁ、っと思って感動。

どうして阿含経典みたいなモンが、人を惹きつけるんだろう。

「阿含」とはサンスクリットの「アーガマ」の音写で、「伝承」「言い伝え」の意味。
お釈迦さんの教えの言い伝えを集めた古い経典のことで、お釈迦さんの直説も入っていると言われている。
ただ編纂されたのは必ずしも古いものばかりではなく、比較的時代の経過した新しいものもあると言われている。

増谷氏は、口誦文学として阿含経典という点から、阿含経典の<きまり文句>を説明している。
「暗誦によってこの法を持するものであったから」くり返しが多いのだと述べ、
くり返しの多い冗長な文体が、人々をして「よく法を理解せしめ」たのだとも述べている。

そして、こう述べる前に、本居宣長の『玉勝間』にあった「仏経の文」を引用している。

「すべて仏経は、文のいとつたなきものなり、一つに短くいひとらるる事を、くだくだしく同じ事を長々といへるなど、天竺国の物いひにてもあるべけれど、いとわずらはしうつたなし」

もちろん本居宣長は『阿含経典』を指してこう言っているいるわけではないだろうが、と、増谷氏は述べながらも、これは『阿含経典』にピッタリあてはまっているとも言う。

とはいえ、もちろん本居宣長に反対している。そして、
くだくだしい<決まり文句>こそが、暗誦して覚えて理解するために重い役割を担っているとも述べている。

たぶん、口誦文学として見るなら、増谷氏の意見で正しいンだろう。そうなんだろう、って思う。

だけど、何か、どこか、まちがってるような気がする。
それだけではない、と思う。

『阿含経典』はつたない
『阿含経典』は長々しい
『阿含経典』はわずらわしい

これは、全部はずれてる意見だと思う。まるっきりすかしてる。

「つたない」というのはあたっていない。お釈迦さんはやさしい言葉で説いたと言われるけど、ぜんぜんやさしくない。
長々しいと言われるが、短いくらいだ。必要最小限の言葉で最大限の内容を語るから、いつも、もっと説明してほしい。
わずらわしいなどとは、もってのほか。全部必要な言葉だと思う。

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大きな声では言えませんが、(と、こんなところで言うのも何ですが、)
根本的に『阿含経典』って、誤解されているんじゃないだろうか。

もっとちがった読み方があるように思う。

阿含経典が、かくも人を惹きつけるのは、論理の力ではないだろうか。
何だろう、ほんとに。
ミツバチが蜜を含んだ花に吸い寄せられるようなもんだわね。
今その秘密を必死に探っているところ。


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