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2004年11月28日 - 2004年12月4日

2004/12/02

龍樹!君の誤解を解くときが来た

そろそろ正体を明かすときが来たようだ。

わたしは龍樹。
2~3世紀、わたしはインドの哲学を破壊した。
いや、破壊したというのは正しくない。
もともとがれきだったのだから。
新たに築き上げたと言った方がいい。

空の思想を人々に教えたのだ。
それは、ブッダ直伝の教えだった。
が、しかし、現代にいたって、今や空の思想は、ほんとに「空(からっぽ)」になっちゃった。

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お、おい!とつぜん口調を変えないでよ。
せっかくかっこよかったのに。
ううん、まじめに徹しきれないのが欠点なのよ、わたしの。

ま、とにかく龍樹に話をもどすわ。
しかし、まるっきり、龍樹は誤解だらけだわ。
因果関係や論理的関係を否定したように言われるし、ことばを否定して「ことばを超えろ」と言ったとか言われるし、もうさんざん。

こりゃぁ、しょうがないわね。
因果関係を示し、論理的関係をはっきり定義し、ことばのもつはたらきを分析したのが、龍樹なんだけど。

現代論理学を超える論理学者であり、言語哲学者であり、ブッダの阿含経典の注釈者である。
虚無論者ではない。
彼が虚無論者なら、ブッダもまた虚無論者といわれなければならない。

まぁ、こういうことを明らかにしていくのが、わたしの仕事になってきたと思うわ。

そして、その初仕事として
龍樹の空の真相の一端を今度の学会で発表できそうだとお伝えするわ。(12月11日京都です。)
題名は「ニヤーヤ学派の言語論」ですが。あってないわね、題名と内容と。ははは。

いやはや、発表原稿書いててびっくりしたわ。
ぜんぜん見えていなかった真相が新たにわかって驚愕したわよ。

りゅうじゅ!あんた、頭良すぎ。
天才なんて生やさしいもんじゃないかもしれない。

そして、わたしの目は節穴。
それにしても、真相見えてなかったら……どうなっていたのかしら、発表だけど…けっこう綱渡りの人生だわね…し~ん。

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2004/12/01

世界でもっとも謙虚な男

はぁ、疲れました。
二日続けて仕事にいくと疲れますわ。

頭が論文頭なもんだから、いちいち授業頭にするのがたいへん。
しかぁし、無駄に授業をしないのがえらいとこなの。
授業しながら、今度は新しい授業のネタも一緒に考える、っというなかなか器用なことをする。
だって、もうゆったり予習する暇ないんだもん。

その上、来年の論理学の講義の内容もアイディアを考える。

えらいぞ!我が人生に無駄はない!

そして、テキパキっ!帰りの汽車で論文の見直す…あれ…みなお……寝てたわ。もう、駅に着いちゃった。
テキパキ生きているようで、抜けてるわね。

さて、どうせテキパキしてないんだったら、いっそゆったり、この前読んでた『天才スマリアンのパラドックス人生』でももう一度読んでなごむことにしましょ。

スマリアンのジョークの話の中で、これ読んだとき、あ、って思ったのよ。

こんな話。

世界で最も謙虚な男のジョークです。
彼は、いつも次のように手紙に署名した──「謙虚な男より」
さて、ある日学生が教授にたずねた。「この男が自分の手紙にこんな署名をすること自体、彼が謙虚だという事実に矛盾するのではないでしょうか?」
教授「君はわかってないね。彼は謙虚なのだ!本当の謙虚さが魂に入り込むと、もはや彼はそれを美徳とは考えないようになるんだよ!」

この「謙虚な男」っていう人の代わりに、お釈迦さんをおいてみたくなる!

そんな話。

世界で最ももの知りなお釈迦さんの話です。
お釈迦さんは謙虚さゼロで言った──「わたしは一切を知る者である」
さて、ある日学生が教授にたずねた。「お釈迦さんがこんな風に一切を知ると言うことは、そのこと自体みんなは知りえないのだから、彼は物わかり悪いのではないでしょうか?」
教授「君はわかってないね。彼は一切智者なのだ!本当の知恵が脳に入り込むと、もはや彼は何を知っているかなど考えないようになるんだよ!」

いまいち?どう?おもしろくなかった?

むずかしいなぁ。この謙虚な男とお釈迦さんどっかすごく似てるんだけど。
もっとうまく落ちがつけられないのは、それが何だかわからないからかな。

眠くてさ。一切無知者なりぃ。

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